急がば回れ式ホーミー入門法「イー法」

 まず、「イー」という声を出します。最初は、特殊な発声をする必要はありません。大きく豊かな声を出す必要もありません。音程や髪型を気にする必要もありません。ただただ、ごくごく普通の声で「イー」と言うだけで充分です。かなり小さく弱々しい声でも大丈夫です。

 次に、その声を出し続けたまま、ゆっくりと舌を立てたり寝かせたりします。「舌を立てる」とは、英語のRを発音する時のように舌先を口の奥の方に持っていくということです。舌を動かすと「イー」という声ではなくなってしまいますが、気にせずそのまま声を出し続け、舌を動かし続けます。ゆっくりです。舌はゆっくり動かしてください。

 はい。これだけで結構です。後は、よーく耳を澄まして自分の声を聴くことだけを心掛けてください。「イー」という声と同時に「ヒュールルヒュルルルー」という、舌の上を漂うような高い声(というか音)が聴こえてくるはずです。よく聴けばわかります。わからなかったら、性急に声の出しかたを工夫しようとせずに、今一度、一生懸命自分の声を聴くことだけに神経を使ってください。

 「ヒュールルヒュルルルー」という声がちゃんと聴こえたらシメたもの。次は発声法です。うまく発声できるようになると「ヒュールルヒュルルルー」が「ピーピロピロー」というはっきりとした音になって、グッと目立つようになります。が、くり返しますが発声は二の次です。まずは「受声」です。まずは耳を鍛えましょう。

 自分の声をよく聴くこと。そして「ヒュールルヒュルルルー」をしっかりと耳で捉えること。うまくなればこの「ヒュールルヒュルルルー」が「ピーピロピロー」に変わるのだ、「ヒュールルヒュルルルー」は苗で、それが「ピーピロピロー」という笛のような音に育つのだ、とイメージすること(漢字の「苗」が育つとホントに「笛」になりそう)。これでホーミーの初歩は修了です。



戻る



頭 頭頁に戻る


社紋
空
Copyright 1998-99 Sarusuberi, Inc.
有限会社さるすべり( 中野 純 + 大井夏代 )