■中野純『闇で味わう日本文学』出版記念闇歩きツアー「風薫る箱根明神ヶ岳・火打石岳ミッドナイトハイク」

 5月28日土曜21時55分から翌朝まで、中野純著『闇で味わう日本文学―失われた闇と月を求めて』(笠間書院)の出版をさらに記念して、仙石から火打石岳を経て明神ヶ岳(標高1169m)に登るミッドナイトハイクを闇ます。
 トワイライトハイクや軽いナイトウォークもたいへんおすすめですが、闇歩きツアーで最もおすすめなのは、やっぱりミッドナイトハイクです。
 その昔、伝説の闇歩き乙女が住んでいた仙石原に集合して、矢倉沢峠から箱根山の古期外輪山を、満天の星の光と闇をたっぷり浴びながら辿ります。広い頂上からの富士金時の眺めが素晴らしい明神ヶ岳に登頂したあとは、最古の箱根越えの道といわれる碓氷道を想いながら宮城野へ下ります。
 天気がよければ、道中、土の出、木の出、火の出、金の出に続いて二十八夜の月の出、そして日の出を拝めるでしょう。太陽系のスターたちが続々ご登場の太陽系三昧です。なんなら最後に、危ない親子ペンギンの頭や口から水を出しましょう。
 箱根の闇歩きツアーはこれまでいろいろやってきましたが、火打石岳に登るツアーは初めてです。闇歩き初心者歓迎します。ただし、昼間のハイキングの経験は多少必要です。

明神ヶ岳ご来光
明神ヶ岳山頂のご来光

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2022年5月28日土曜21時55分集合、翌朝解散(雨天の場合は8月に延期)

集合場所箱根登山バス仙石バス停付近(21時10分小田原駅発、21時28分箱根湯本駅発の箱根登山バス仙石案内所前行きに乗ると、21時52分に仙石に着きます。これが終バスですのでご注意ください。)

解散場所箱根登山バス宮城野営業所前バス停または箱根登山鉄道強羅駅(あるいは宮ノ下駅)付近

参加費3500〜5000円(税込み。参加人数によって変動します。当日集合時に現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または矢文でお申し込みください。メールのタイトルは「火打明神闇参加」、本文に参加希望者各々の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらから返信します。稀にこちらからの返信が迷惑メールフォルダに紛れ込んでしまう場合がありますので、ご注意ください。48時間以内に返信がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要昼間のコースタイムが5時間程度のハイキングコースを、随所でたっぷり休憩しつつ歩く予定です。出発地点の仙石バス停の標高は651m。最高所の明神ヶ岳頂上(標高1169m)に着くまでにそれなりにアップダウンがあります。2018年の「金時山・足柄峠ミッドナイトハイク」や2014年の「箱根明神ヶ岳旧暦七夕ミッドナイトハイク」と概ね同レベルのハイキングです。2021年、2019年の丸岳のミッドナイトハイクと比べると、若干ハードです。登山口を過ぎると、下山するまで公衆トイレはありませんのでご注意ください。

服装、靴ハイキングに適した格好で。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズをおすすめします。マスクを着用のうえ、ご参加ください(ツアー中、他の参加者との距離を十分保っている間はマスクを外して構いません)。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないもの。ヘッドランプ、赤いライトはおすすめしません)、弁当、飲み物、ひとり用レジャーシート、タオル、好奇心など。

懐中電灯販売3日前までに注文していただければ、当日、闇歩き用LEDライト「夜山灯火」(税込み700円)を購入できます。

著書販売前日までに注文していただければ、当日、『闇で味わう日本文学』『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売もします。闇サインもいたします。品切れの場合はご容赦ください。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会



戻る


頭 頭頁に戻る



社紋
空
Copyright 2022 Sarusuberi, Inc.
有限会社さるすべり( 中野純 + 大井夏代 )