■ACC闇歩き講座第27回、奥手賀沼ムーンライトハイク「月夜行路」

 闇に親しむ技術を身につけましょう。昔の日本人は暗闇に親しみ、暗闇で培われた五感で豊かな文化を創り出していました。闇を歩き、闇に浸ると、眠っていた五感が驚くほど高感度になって、自分も世界もすっかり変わります。

 朝日カルチャーセンター千葉の公開野外講座『闇を歩く』(講師:中野純)第27回は、10月15日土曜14時25分から、奥手賀沼ムーンライトハイク「月夜行路」です。例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。その日の終電までに、東京近郊各地に帰宅できる時間に解散します。安心して闇に包まれましょう。

 日本のおもな湖沼の中で都心に一番近いのが、手賀沼です。今回は、手賀沼最深部を訪ねて、月の出を見つけ、日の入りを見届けたあと、十五夜の月明かりの水辺や森、ギリシャ正教集落などを巡ります。自家光冠などの月遊びもします。

 コースの一部にささやかなアップダウンはありますが、最高所でも標高20m台で、ほとんどが平坦な道です。全長10km程度で、舗装路も未舗装路もどちらもそれなりに歩きます。これまでこの闇歩き講座で2回、手賀沼ツアーをやりましたが、これまでのツアーとはまったく違うコースを歩きます。天候により、月明かりがなく、月遊びができないこともありますが、それでも夜の水辺や森の心地よさを充分楽しめるでしょう。

 集合場所は東武バス「手賀農協前」バス停付近です。14時02分「柏駅東口」発の「手賀の丘公園」行きバスに乗ると、14時24分ごろに「手賀農協前」に着きますので、おもむろに下車してください(バスの本数が非常に少ないので注意)。21時〜21時半ごろに、JR成田線東我孫子駅(またはJR常磐線天王台駅)で解散予定です。

 持ち物は、あまり明るくない懐中電灯(ヘッドランプはおすすめしません)、弁当、飲み物、雨具、タオル、好奇心など。ハイキングに適した格好でご参加ください。靴は履き慣れたウォーキングシューズ、スニーカーなどを。

 受講料はACC会員3780円、一般4320円です。お申し込み、お問い合わせはこちらから。

手賀月
手賀沼、月の道


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■やわらかい闇を体感する、あきる野蛍闇ナイトウォーク2016

 安めでコンパクトな闇歩きツアーのご案内です。
 一年で夜が最も暗い、闇歩きのベストシーズンの到来です。7月2日土曜18時55分から、少女まんが館の近くで闇歩きツアーを闇ます。蛍の小さな光とその背後の豊かな闇(五月闇)を楽しみ、標高300m前後の山に登ります。温暖で湿潤な日本の闇のやわらかさを体感しましょう。
 その日の終電までに、東京近郊各地に帰宅できる時間に解散します。安心して闇に包まれましょう。

 この日は少女まんが館の定開日で、「小さな茶話会」の日。14時から16時ごろまで女ま館で存分にバンパネラ話をして、その後18時の閉館までまんがに浸かってから、蛍の光と山の闇を浴びるコースが、幸せすぎて超おすすめです。もちろん、ナイトウォークのみの参加も大歓迎です。

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2016年7月2日土曜18時55分集合、21時半ごろ解散予定(小雨決行、荒天中止)

集合場所JR五日市線武蔵増戸駅改札前付近(たとえばJR立川駅18時20分発青梅線青梅行きに乗り、拝島で18時39分発五日市線武蔵五日市行きに乗り換えると、18時52分に武蔵増戸に着きます。電車の本数が少ないのでご注意ください。解散場所は武蔵増戸駅または武蔵五日市駅です。)

参加費1500円(税込み。当日集合時に現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書蛍でお申し込みください。メールのタイトルは「蛍闇2016参加」、本文に参加希望者各々の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらから返信します。稀にこちらからの返信が迷惑メールフォルダに紛れ込んでしまう場合がありますので、ご注意ください。48時間以内に返信がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要女ま館周辺にはゲンジボタルやヘイケボタルが舞う場所がいろいろありますが、どこに行くかは直前の蛍情況を見てから判断します。昼間のコースタイムが1時間程度のコースを、随所でたっぷり休憩しつつ歩く予定です。車道と山道を歩きます。出発地点・終点の標高は176〜190m、最高所は標高300m前後です。

服装、靴ハイキングに適した格好で(脚を露出しないように)。雨具も忘れずに。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしません)、行動食(パン、おにぎりなど)、飲み物、タオル、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売もします(『東京「夜」散歩』、『夜旅』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします)。闇サインもしますし。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会

蛍闇2
あきる野の蛍闇


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■ACC闇歩き講座第26回、西丹沢大野山ミッドナイトハイク

 闇に親しむ技術を身につけましょう。昔の日本人は暗闇に親しみ、暗闇で培われた五感で豊かな文化を創り出していました。闇を歩き、闇に浸ると、眠っていた五感が驚くほど高感度になって、自分も世界もすっかり変わります。

 朝日カルチャーセンター千葉の公開野外講座『闇を歩く』(講師:中野純)第26回は、5月14日土曜22時20分から「西丹沢大野山ミッドナイトハイク」です。例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。
 今回は、深夜の月の入り(ムーンセット)と木の入り(ジュピターセット)を見届けて、闇をたっぷり浴びながら、標高723m、眺望抜群の大野山(星山)に登り、ご来光と朝富士を拝みます。
 スタート地点のJR御殿場線谷峨駅の標高は167mで、最高所の大野山は標高723m。昼間のコースタイムが3時間15分〜3時間半の整備されたハイキングコースを、休憩をたっぷりとりながら歩きます。
 谷峨駅22時16分着沼津行の電車を逃すと、次の電車は1時間以上後なのでご注意ください(3月26日のダイヤ改正で変わる可能性あり)。15日日曜早朝に、JR御殿場線山北駅で解散予定です。
 持ち物は、あまり明るくない懐中電灯(ヘッドランプはおすすめしません)、弁当、飲み物、雨着、タオル、好奇心など。ハイキングに適した格好でご参加ください。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズをおすすめします。
 受講料はACC会員4320円、一般4860円です。お申し込み、お問い合わせはこちらから。


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■毎日新聞旅行「古道の闇歩き」シリーズ

 昨秋から始まった毎日新聞旅行風来人」の闇歩きツアー(同行講師:中野純)は、まず都会の闇歩きを3回やりましたが、4月から「古道の闇歩き」シリーズが始まります。夜の古道をじっくり歩くと、往時にタイムスリップできます。暗くなると五感が敏感になって想像力が豊かになり、いにしえの時間を体感しやすくなるからです。闇と光、星と月、過去と現在を楽しむ闇歩きツアーへ出かけましょう。

 まずは、4月24日日曜16時半からの「絹の道ムーンライズハイク〜シルクのように心地よい半地下の道」。桑都・八王子から金港・横浜へ輸出用生糸を運ぶ道として賑わった絹の道を、日の入りと月の出を楽しみながら辿り、標高213mの大塚山へ。夜の掘割道には、心地よく闇が溜まります。戦車の古道や旧鎌倉街道も少し辿り、最後は月夜の野外美術館を歩きます。コースなど詳細とお申し込みは、こちら

 続いて、6月5日日曜16時半からの「南鎌倉巡礼古道トワイライトハイク〜新月の夜の森と大展望」。街と自然がひしめき合い、現在と過去がひしめき合う古都鎌倉。夜の山の古道に一歩足を踏み入れると、そこはまったくの別世界。フクロウの鳴き声が森に染み入り、草蛍が密かに明滅して闇を彩ります。暮れゆく鎌倉と逗子のサイハテをさ迷い、大展望も楽しみます。コースなど詳細とお申し込みは、こちら

鎌暗
鎌暗

 さらに、8月12日金曜21時から貸切バスで行く「箱根湯坂路ペルセウス座流星群ミッドナイトハイク〜古代の東海道と夜の滝」。年間最大級の流星群であるペルセウス座流星群の極大の夜に、『十六夜日記』の阿仏尼も歩いた古代の東海道・湯坂路を歩いて、標高834mの鷹巣山に登ります。晴れれば満天の星とたくさんの流れ星が見られ、一生忘れられない夜になるでしょう。深夜の滝も楽しみます。コースなど詳細とお申し込みは、こちら


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■第4回怪談闇歩きツアー「加門七海+中野純と歩く酷寒の東叡山大縦走ナイトハイク」

 加門七海さんの怪談と中野の闇歩きのコラボレーションツアー、第4回は江戸城の鬼門へ参ります。1月30日土曜夕刻から、擂鉢山、大仏山など20m級の名峰が聳え立つ上野のお山(東叡山)と不忍池(東琵琶湖)とその周辺を怪異と闇を求めて歩き、要所々々で語られる怪談、奇譚に耳を傾け、山中で闇遊びも楽しみます。お闇さま、お化け階段、胞衣塚、浮遊人、根津の大ナメクジ、暗闇坂、京成地下門、お化け燈籠等々、見どころたくさんです。また、約暮れ六つの時の鐘や、地底を行き来する電竜の咆哮に耳を澄ませ、東叡山の山鳴りを体感します。
 東京近郊にお住まいのかたが日帰りできる時間に解散します。

 ※定員に達したため、キャンセル待ちのお申し込みのみ受け付けています。

案内人加門七海(作家)+中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2016年1月30日土曜16時30分集合、22時ごろ解散予定(小雨決行、荒天中止)

集合・解散場所上野公園西郷隆盛像前(東京都台東区上野公園1)

参加費3000円(税込み。当日集合時に現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

定員20名くらい

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書鵺でお申し込みください。メールのタイトルは「酷寒参加」、本文に参加希望者各々の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらから返信します。稀にこちらからの返信が迷惑メールフォルダに紛れ込んでしまう場合がありますので、ご注意ください。48時間以内に返信がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要都会の街歩きです。土の上も少し歩きますが、舗道歩きがほとんどです。7〜8km程度のコースを予定しています。コースの標高は約7〜23mです。

服装、靴街歩きに適した格好で。都心部といえども真冬の夜に外を長時間歩きますので、それなりに暖かい服装で。靴は履き慣れた歩きやすいものを。

持ち物懐中電灯は不要です。行動食(パン、おにぎりなど)、飲み物、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売をします。『闇を歩く』『長屋迷路』(どちらも残部僅少)等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします。闇サインもしますし。加門七海の著書は販売しませんが、本を持参したかたにはサインをします。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会


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■毎日新聞旅行闇歩きツアー第3回、外江戸大新宿一周「水と山の女神」タイムスリップハイク

 夜の東京をじっくり歩くと、昼間よりも江戸に出会えます。暗くなると五感が敏感になって想像力が豊かになり、現代の風景に潜む古い時代の面影を感じ取りやすくなるのです。闇と光、過去と現在を楽しむ闇歩きツアーへ出かけましょう。

 毎日新聞旅行風来人」の闇歩きシリーズ(講師:中野純)第3回は、2016年1月16日土曜12時30分から19時ごろまでの「外江戸大新宿一周『水と山の女神』タイムスリップハイク」。
 新宿は、地獄の鬼女・奪衣婆と水の女神・弁天さまの町です。江戸のハテの水辺をまず奪衣婆と飯盛女が繁栄させ、そのあと弁天さまと芸妓も加勢しました。色街の飯盛女は衣を脱がす奪衣婆の化身のようなもので、花街の芸妓は水辺で妙音を奏でる弁天さまの化身のようなもの。新宿に都庁が建って新都心になり、今の繁栄があるのは、どう考えても彼女たちのおかげです。
 1月16日は「地獄の釜の蓋も開く」といわれた地獄の休日(藪入り)で、それに合わせて新宿二丁目にある世界一の大奪衣婆もご開帳になります。この日に大新宿の辺境を巡り、江戸のハテの地獄・あの世と水の匂いと、色街・花街の面影を感じ取る大散歩に出かけましょう。おっぱい観音、熊狐、小犬さま、鬼プルプル、小顔狛犬、赤っ恥の像、闇滝などなど、見どころだらけです。

 今回はナイトハイクよりもデイハイクのほうがメインの、変則的な闇歩きツアーです。大半は日中の街歩きです。とはいえ、日の入り後も2時間以上歩く予定です。江戸のハテの夜を充分体感できるでしょう。
 新宿駅新南口を起点にした、あまり起伏のない、舗装路がほとんどの8〜9km程度のコースです。懐中電灯など特別な装備は不要です。歩きやすく暖かい格好でご参加ください。
 コースなど詳細とお申し込みは、こちら


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■ACC闇歩き講座第25回、トーカンヤの外秩父ムーンライトハイク詳報

 朝日カルチャーセンター千葉の公開野外講座『闇を歩く』(講師:中野純)の詳報です。第25回は11月21日土曜、「トーカンヤの外秩父ムーンライトハイク」です。例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。
 月見といえば中秋の名月、十五夜(旧暦8月15日)で、その翌月の十三夜(旧暦9月13日)も名月といわれますが、東日本の一部では翌々月の十日夜(とおかんや、旧暦10月10日)も月見の夜とされ、合わせて三月見と呼ばれました。十日夜は2つの名月のあとにやってくる名月なので、三の月ともいいます。田の神は十日夜に山へ帰ると考えられたので、十日夜やその前日に山に登ったり、田んぼを守る仕事を終えたかかし(田の神)を祀って、かかしと一緒に月見をする地方もありました。
 今年の十日夜は11月21日。その日の15時10分に東武東上線・JR八高線小川町駅に集合し、340m級の低山ながら眺望抜群の官ノ倉山・石尊山に登って日の入りを見届けたあと、最終の名月トーカンヤを満喫します。月見は、芭蕉や兼好のように歩きながら楽しむのが一番です。途中、飲月、携帯月虹などの月遊びもします。
 小川町駅の標高は92mで、最高所の官ノ倉山は345m。昼間のコースタイムが2時間40分程度の全長約9.5kmの道を、休憩をたっぷりとりながら歩きます。
 20時半過ぎに東武竹沢駅で解散予定です。東京近郊のたいていのところ(たとえば木更津、茂原、成田、久里浜、片瀬江ノ島、小田原、熱海、武蔵五日市、奥多摩、西武秩父、下仁田、横川、渋川、伊勢崎、桐生、佐野、宇都宮、つくば、水戸など)に終電までに帰れるように、解散時刻を設定しています。
 持ち物は、懐中電灯、弁当、飲み物、雨着、タオル、好奇心など。ハイキングに適した格好でご参加ください。天候により、月明かりがなく、月遊びができないこともありますが、その場合は、暗い夜山での闇歩きをじっくり楽しむことができます。
 受講料はACC会員3564円、一般4104円です。お申し込み、お問い合わせはこちらから。


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■毎日新聞旅行闇歩きツアー第2回、体感忠臣蔵ミッドナイトハイク

 夜の東京をじっくり歩くと、昼間よりも江戸に出会えます。暗くなると五感が敏感になって想像力が豊かになり、現代の風景に潜む古い時代の面影を感じ取りやすくなるのです。闇と光、過去と現在を楽しむ闇歩きツアーへ出かけましょう。

 毎日新聞旅行風来人」の闇歩きシリーズ(講師:中野純)第2回は、12月14日月曜22時から翌朝にかけての「体感忠臣蔵ミッドナイトハイク」。討ち入りの夜に、吉良邸跡から泉岳寺まで、四十七士と同じ道を辿って忠臣蔵を体感します。都心部に点在するさまざまな闇の名所にも立ち寄ります。
 討ち入りは旧暦の12月14日深夜に決行されましたが、今では新暦の12月14日が「討ち入りの日」として定着し、この日、泉岳寺や吉良邸跡は義士祭で賑わいます。
 義士祭の喧噪が去ったあと、討ち入りと同じように夜が更けてからツアーが始まります。ツアーの真っ最中、15日午前3時ごろにふたご座流星群の極大を迎えます。流れ星は、昔は人間の魂と考えられました。流星たちと浪士たちを重ね合わせながら歩くのもいいかもしれません。
 ふたご座流星群は、年間最大の流星群。つまりこの夜は、1年365日の中で最も流れ星を観やすい夜です。しかも今年は極大時刻や月齢から考えて、ここ数年で最高に流星を観やすく、こんなに条件が揃うことはこの先しばらくありません。
 ふたご座流星群は、ミッドナイトハイクをしながら楽しむのが一番です。歩き続けるので、体が温まったまま、飽きることも眠ってしまうこともなく、夜明けまでたっぷり流星を楽しめるからです。都会の明るい夜空だからと侮ってはいけません。見事な火球が見られるかもしれません。
 15km以上の全行程を歩ききったあとの達成感は格別です。各々方、ぜひ。
 コースなど詳細とお申し込みは、こちら


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■第3回怪談闇歩きツアー「加門七海+中野純と歩く古日光トワイライトハイク」

 加門七海さんの怪談と中野の闇歩きのコラボレーションツアー、第3回は10月24日土曜午後に、東照宮以前の古日光を訪ね歩きます。石畳の滝尾古道など、女体山の女神タキリビメの闇を歩いて、要所々々で語られる怪談、奇譚に耳を傾け、十三夜イブの月明かりで月遊びも楽しみます。香車が産まれ続ける産の宮や運試しの穴鳥居、謎の石像群、西行のビビり跡、奪衣婆等々、見どころだらけの濃いコースです。
 参加者しかもらえない、加門七海さんの書き下ろし怪談付きですし、昔からニワトリたちの間では「古日光を見ずしてコケッコーと鳴くなかれ」といわれていますので、ぜひ。
 東京近郊にお住まいのかたが日帰りできる時間に解散します。たとえば東京駅、千葉駅、成田駅、土浦駅、茅ヶ崎駅、本厚木駅、大月駅、青梅駅、飯能駅、小川町駅(埼玉)、熊谷駅などが最寄り駅のかたでしたら日帰りできます。安心して闇に浸りましょう。

案内人加門七海(作家)+中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2015年10月24日土曜14時集合、20時半ごろ解散予定(雨天中止)

集合・解散場所東武日光線東武日光駅

参加費3500円(税込み。交通費は含まれません。当日集合時に現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

定員あるかも。

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書鵺でお申し込みください。メールのタイトルは「古日光参加」、本文に参加希望者の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後24時間以内にこちらから返信します。稀にこちらからの返信が迷惑メールフォルダに紛れ込んでしまう場合がありますので、ご注意ください。24時間以内に返信がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要アスファルト、古い石畳のほか、土の山道を少々歩きます。8〜10km程度のコースを予定しています(路線バスを利用してコースを若干短縮する可能性もあります)。出発地点・終点の標高は約540m、最高所は標高760m程度です。

服装、靴ハイキングに適した格好で。雨着も忘れずに(防寒着にもなりますので、雨が降らなくても有用です)。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしていません)、弁当、飲み物、タオル、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『庶民に愛された地獄信仰の謎』『「闇学」入門』等、中野純の著書の販売をします。『逢魔が時』『図解 「月夜」の楽しみかた24』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします。闇サインもしますし。加門七海の著書は販売しませんが、本を持参したかたにはサインをします。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会

古日光
滝尾古道/産の宮/行者堂の狛犬(撮影:加門七海)


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■京都闇歩きツアー「伏見稲荷山ムーンセットウォーク」

 突然っぽいですが、8月18日火曜に京都の伏見〜山科で、ゆるめの闇歩きツアーを闇ます。「お山する」ならぬ「お闇する」ツアー。稲荷山の表と裏を歩き、日の入り、逢魔が時、月の入りと闇夜を楽しみます。セレン環境教育事務所との共催です。
 京阪神らへんにお住まいのかたが日帰りできる時間に解散します。安心して闇に浸りましょう。

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド)+福田桂子(インタープリター)

日時2015年8月18日火曜18時集合(30分程度までの遅刻なら合流可能)、21時半〜22時ごろ解散予定(小雨決行、荒天中止)

集合場所JR奈良線稲荷駅改札前付近(たとえばJR京都駅17時54分発の奈良線奈良行きに乗ると、17時59分に稲荷駅に着きます。電車の本数があまり多くないのでご注意ください。)

解散場所JR稲荷駅または地下鉄東西線椥辻駅

参加費1200円(税込み。当日、現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

参加申し込みさるすべりまたはセレン環境教育事務所へ、メールか伝書鵺でお申し込みください。メールのタイトルは「お闇する」、本文に参加希望者の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべり(042-519-9155)またはセレン環境教育事務所へお電話ください。

コース概要石畳・石段や山道を歩きます。出発地点の標高は33m、最高所は標高239m、終点は標高33〜35mです。

服装、靴ハイキングに適した格好で。靴は履き慣れたものを。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしていません)、軽弁当またはおやつ、飲み物、扇子または団扇、タオル、虫除け、好奇心など。

著書販売15日土曜20時までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売もします。『図解 「月夜」の楽しみかた24』、『夜旅』『逢魔が時』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします。闇サインもしますし。

問い合わせさるすべりまたはセレン環境教育事務所まで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会+セレン環境教育事務所


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■やわらかい闇を体感する、あきる野蛍闇ナイトウォーク

 安めでコンパクトな闇歩きツアーのご案内です。
 一年で夜が最も暗い、闇歩きのベストシーズンの到来です。6月27日土曜18時55分から、少女まんが館の近くで闇歩きツアーを闇ます。蛍の小さな光とその背後の豊かな闇(五月闇)を楽しみ、標高300m前後の山に登ります。温暖で湿潤な日本の闇のやわらかさを体感しましょう。
 その日の終電までに、東京近郊各地に帰宅できる時間に解散します。安心して闇に包まれましょう。

 この日は少女まんが館の定開日で、「小さな茶話会」の日。14時から16時ごろまで女ま館で存分に女ま話をして、その後18時の閉館までまんがに浸かってから、蛍の光と山の闇を浴びるコースが、幸せすぎて超おすすめです。もちろん、ナイトウォークのみの参加も大歓迎です。

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2015年6月27日土曜18時55分集合、21時半ごろ解散予定(小雨決行、荒天中止)

集合場所JR五日市線武蔵増戸駅改札前付近(たとえばJR立川駅18時20分発青梅線青梅行きに乗り、拝島で18時39分発五日市線武蔵五日市行きに乗り換えると、18時52分に武蔵増戸に着きます。電車の本数が少ないのでご注意ください。解散場所は武蔵増戸駅または武蔵五日市駅です。)

参加費1500円(税込み。当日、現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書蛍でお申し込みください。メールのタイトルは「あきる野蛍闇参加」、本文に参加希望者の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要女ま館周辺にはゲンジボタルやヘイケボタルが舞う場所がいろいろありますが、どこに行くかは直前の蛍情況を見てから判断します。昼間のコースタイムが1時間程度のコースを、随所でたっぷり休憩しつつ歩く予定です。車道と山道を歩きます。出発地点・終点の標高は176〜190m、最高所は標高300m前後です。

服装、靴ハイキングに適した格好で。雨具も忘れずに。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしません)、弁当、飲み物、タオル、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売もします(『東京「夜」散歩』、『夜旅』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします)。闇サインもしますし。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会

蛍闇
あきる野の蛍闇


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■皆既月食で月遊び、石巻 月の本棚と月トークとムーンライトウォーク

 日本は日本というよりむしろ月本(ゲッポン)だというのが中野の持論ですが、3月7日土曜から4月27日月曜まで、「石巻 まちの本棚」に「中野純の本棚 月夜のある生活」というコーナーが特設され、月関係の本と中野の著書たちが並んでいます(閲覧自由)。
 メインは女ま館蔵書からセレクトした『月の子 MOON CHILD』『美少女戦士セーラームーン』『きみは3丁目の月』『月読』等々の、月の少女まんが80冊。もちろん、月関係の少女まんがはまだまだたくさんあります。
 期間中の4月4日土曜には皆既月食がありますが、この日の14時半から「石巻 まちの本棚」で、トークイベント「日本人はこうして月を楽しんだ」をやります。月と月食の基礎知識から日本独自の月の文化や月遊び、月食遊びまで、中野が大いに語ります。
 そして、月トーク後の16時45分からは、石巻のお牧山(標高250m)で、自分月食、皆既月飲などの月食遊びを楽しむムーンライトウォーク・ツアーをやります。
 石巻や仙台らへんのかたはぜひ。東京らへんのかたもよかったらぜひぜひ。
 詳細は、こちらをご覧ください。


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■第2回怪談闇歩きツアー「加門七海+中野純と歩く房州鋸闇トワイライトハイク」

 加門七海さんと中野が、今年も闇の世界へ案内します。3月14日土曜に房総半島の名闇で、怪談と闇歩きのツアーを闇ます。鋸山の裏側、房州石の採掘跡の古くて新しい道を歩き、異形の景色の中で逢魔が時を体感します。道中、怪談や奇譚に耳を澄ませ、さまざまな闇遊びをします。日中に、奇妙な生物ヒカリモが黄金色に輝く闇なども楽しみます。
 東京近郊にお住まいのかたが日帰りできる時間に解散します。安心して闇に浸りましょう。

案内人加門七海(作家)+中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2015年3月14日土曜14時半集合、20時過ぎ〜21時過ぎ解散予定(雨天中止)

集合場所JR内房線浜金谷駅集合(たとえばJR東京駅12時24分発の総武線快速君津行きに乗り、君津で内房線普通列車安房鴨川行きに乗り換えると、14時29分に浜金谷に着きます。電車の本数が少ないのでご注意ください。ダイヤが変更される場合がありますが、その際はお知らせします。)

解散場所JR浜金谷駅

参加費3000円(税込み。当日、現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

定員あるかも。

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書鵺でお申し込みください。メールのタイトルは「房州鋸闇参加」、本文に参加希望者の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所、最寄り駅をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要昼間のコースタイムが3時間程度のコースを、随所でたっぷり休憩しつつ歩く予定です。コースの大半が山道です。出発地点・終点の標高は7m、最高所は標高330m以下です。

服装、靴ハイキングに適した格好で。雨着も忘れずに(防寒着にもなりますので、雨が降らなくても有用です)。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしていません)、弁当、飲み物、タオル、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、加門七海の著書『鍛える聖地』を販売します。『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売もします(『夜旅』『東京サイハテ観光』『逢魔が時』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします)。鋸闇サインもしますし。

問い合わせさるすべりまで、メールでお願いします。

主催闇歩き協会

裏鋸
昼間の裏鋸(撮影:加門七海)


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■ACC闇歩き講座第22回、月光水仙トワイライトハイク

 朝日カルチャーセンター千葉の公開野外講座『闇を歩く』第22回は、2015年1月31日土曜午後、南房総の鋸南町で「月光水仙トワイライトハイク」です。
 今回はまず明るいうちに、鯨道に近く、江戸時代初期から明治初期にかけて捕鯨で栄えた勝山の、とろけ山など海辺の奇所を巡ります。その後、水仙の日本三大群生地のひとつで、毎年1000万本近い水仙を出荷するという鋸南町の、日本水仙の里を歩きます。
 途中、日の入りを見届け、それから月明かりに浮かぶ幻想的な水仙大群落に包まれます。白い花は夜のためにこそあります。日本水仙の白い花は月光をよく反射して光り、また、日本水仙の芳香は夜になるとより強く感じられます。
 自家光冠、五円月などの月遊びも楽しみます。ついでに金の入りや火の入り(金星や火星の沈むところ)を見届けるのもいいでしょう。
 天候により、月明かりがなく、月遊びなどができないこともありますが、それでも充実したトワイライトハイクになるでしょう。時間が許せば、保田駅到着後、希望者のみ、房州海水浴発祥地として知られる保田海岸のナイトウォークも楽しみましょう。
 例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。

講師中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2015年1月31日土曜日14時40分集合、20時過ぎ解散予定。

集合場所JR内房線安房勝山駅改札前付近(たとえば12時24分東京発のJR総武線・内房線快速君津行きに乗り、13時59分君津発の内房線安房鴨川行きに乗り換えれば、14時39分に安房勝山に着きます。列車の本数が少ないので、乗り遅れないようご注意ください)。

解散場所JR内房線保田駅改札前付近。

受講料会員3,564円、一般4,104円

コース概要コースの大半はほぼ平坦な道で、ほとんどが舗装されています。11〜12km程度のコースを予定しています。最高所の標高は120m程度です。

服装、靴ハイキングに適した格好で。靴は履き慣れたウォーキングシューズ、スニーカーなど。雨着も忘れずに(防寒着にもなりますので、雨が降らなくても有用です)。

持ち物弁当、飲み物、タオル、好奇心など。懐中電灯はとくに必要ありません。

参加申し込み、問い合わせ朝日カルチャーセンター千葉:電話043-227-0131


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■ふたご座流星群と闇を浴びる信州小海闇ツアー

 12月13日土曜〜14日日曜に長野県小海町で、ふたご座流星群と闇を浴びる阿登久良山(あとくらやま)ナイトウォークや星の画家、谷本清光さんと中野のヤミトーークなど、1泊2日の闇ツアーを闇ます。日帰り参加もできます。各々方、ぜひ。詳細とお申し込み、お問い合わせはこちらから。

 ふたご座流星群は年間最大の流星群。極大は14日21時と見られますが、一晩早い13日の宵でも、ふだんよりたくさんの流れ星が観られます。先月、下見をしてきましたが、薄明のうちから素晴らしい星空でした。流れ星だけでなく、天の川銀河やアンドロメダ銀河の眺めも楽しみましょう。

 阿登久良山は立派な山容ながら、あまり知られていない山。標高は1241mですが、闇歩きのスタート地点のギャラリー阿登久良が、すでに標高1000m弱の高所にあり、コースも短いので、登山というほどのものではありません。

 また、このツアーを主催する八峰村のホームページには「寒気が厳しい地域です。防寒と雪道でも歩ける靴をご利用ください」とありますが、いわゆる冬山、雪山をイメージする必要はありません。

 現地の人たちによれば、この季節のこの地域は、例年どおりなら、雪がぱらつくことはあっても積もることはまずないそうです。積もったとしても10cm程度。ですから、「雪道でも歩ける靴」といってもスノーシューやアイゼン、軽アイゼンは要りません。ごくふつうのトレッキングシューズなど、ソールがそこそこ滑りにくいものであればそれで充分です。万一、異常気象でかなりの積雪がある場合は、コースを考え直しますのでご安心ください。

 闇夜の山を歩きますので、懐中電灯をお忘れなく。懐中電灯は、単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしていません。

 宿泊先のファミリーロッジ宮本屋は松原湖畔にあり、ヤミトーーク会場のギャラリー阿登久良だけでなく、この宿にも谷本さんの絵がいろいろ展示されていて、ギャラリー状態です。大浴場は人工温泉ですが一日中入れて快適です。とくに予定には入っていませんが、13日夜か14日朝に松原湖畔の散策も楽しみましょう。

 なお、前々日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野の著書の販売をします。『東京「夜」散歩』『東京洞窟厳選100』『逢魔が時』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします。闇サインもしますし。


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■加門七海+中野純と歩く奥多摩むかし道トワイライトハイク

 11月23日日曜に、怪談と闇歩きのツアー「加門七海+中野純と歩く奥多摩むかし道トワイライトハイク」を闇ます。暮れゆく甲州裏街道(旧青梅街道)を歩いて逢魔が時を体感し、昔の夜道の暗さを実感します。途中、耳神様をはじめ要所々々で語られる怪談、奇譚に耳を澄ませます。夜の廃線、廃トンネルや隠れ工場の発光も楽しみます。
 東京近郊にお住まいのかたが日帰りできる時間に解散します。翌日は振替休日ですし、安心して闇に浸りましょう。

 ※定員に達したため、キャンセル待ちのお申し込みのみ受け付けています。

案内人加門七海(作家)+中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2014年11月23日日曜14時15分集合、20時半ごろ解散予定(雨天中止)

集合場所奥多摩湖バス停付近(JR青梅線終点奥多摩駅から13時55分発の鴨沢西行きバスに乗ると、14時10分ごろ奥多摩湖バス停に着きます。電車、バスの本数が少ないのでご注意ください。)

解散場所JR奥多摩駅

参加費2500円(税込み。当日、現金でお支払いください。なるべく釣り銭のないようお願いします。)

定員25名くらい

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書鵺でお申し込みください。メールのタイトルは「奥多摩むかし道参加」、本文に参加希望者の氏名、性別、年齢、当日連絡の取れるケータイ等の電話番号、メールアドレス、住所をご記入ください。メール送信後48時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

コース概要10km程度のコースを予定しています。出発地点の標高は533m、最高所は標高600m台で、終点の奥多摩駅は標高343m。全体としては下りのコースですが、アップダウンはそこそこあります。

服装、靴ハイキングに適した格好で。雨着も忘れずに(防寒着にもなりますので、雨が降らなくても有用です)。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯(単三、単四乾電池1本程度の、小さくてあまり明るくないものがベストです。ヘッドランプはおすすめしていません)、弁当、飲み物、タオル、好奇心など。

著書販売前日までにさるすべりに注文していただければ、当日、『「闇学」入門』『闇と暮らす。』等、中野純の著書の販売をします。『東京「夜」散歩』『東京洞窟厳選100』『逢魔が時』等、新品入手困難本も定価のたった十掛でお売りします。闇サインもしますし。加門七海の著書は販売しませんが、本を持参したかたにはサインをします。

問い合わせさるすべりまで、メールでお気軽にどうぞ。

主催闇歩き協会


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■やわらかい闇を体感する、天竺山蛍闇ナイトウォーク

 一年で夜が最も暗い、闇歩きのベストシーズンです。6月28日土曜19時から、少女まんが館の近くで闇歩きツアーを闇ます。湿原を舞うゲンジボタルとヘイケボタルの小さな光と、その背後の豊かな闇を楽しみ、標高311mの天竺山に登ります。温暖で湿潤な日本の闇のやわらかさを体感しましょう。その日の終電までに、東京近郊各地に帰宅できる時間に解散します。

 この日は少女まんが館の定開日で、「小さな茶話会」の日。14時から16時まで女ま館で存分に女ま話をして、その後18時の閉館までまんがに浸かり、手打ちそば屋などでちゃっかり腹ごしらえをしてから、蛍の光と山の闇を浴びるフルコースが、幸せすぎて超おすすめです。もちろん、ナイトウォークのみの参加も大歓迎です。

 当日、中野の新著『「闇学」入門』の販売もします。また、前日までにさるすべりに注文していただければ、『東京「夜」散歩』『東京洞窟厳選100』『逢魔が時』等、新品入手困難本も定価の十掛でお売りします。闇サインもしますし。

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド)

日時2014年6月28日土曜19時集合、21時半ごろ解散予定(小雨決行、荒天中止)

集合場所JR五日市線武蔵増戸駅改札前付近(解散場所は武蔵五日市駅)

参加費1000円(税込み。なるべく釣り銭のないよう、お願いします。)

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書蛍でお申し込みください。メールのタイトルは「天竺山蛍闇参加」、本文に参加希望者のフルネームと当日連絡の取れるケータイ等の電話番号及びメールアドレスをご記入ください。メール送信後24時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

問い合わせさるすべりまで、メールでお気軽にどうぞ。

主催さるすべり


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■三重県多気町に自宅ミュージアム「少女まんが館TAKI」の準備室開設

 小さな大ニュースです! 第二の少女まんが館(女ま館)が、三重県多気町に誕生します。その名は「少女まんが館TAKI」。来年夏のオープンを目指して準備室が開設され、すでに東京都あきる野市の女ま館から大量の蔵書を送っている最中です。あきる野の女ま館と同様、女ま館TAKIも夫婦が運営する自宅ミュージアムになります。

 女ま館TAKIの収蔵能力は、少なくとも3万冊になる見込みです。2009年、収蔵能力をアップした新しい女ま館があきる野市に竣工し、日の出町から移転しましたが、ありがたいことに全国からの寄贈が絶えず、あっという間に収蔵能力の限界に達してしまいました。できることならいずれ増築して収蔵能力をさらにアップしたいと思っていますが、その前にこのような形で、画期的に収蔵能力をアップすることができました。

 東西二つの女ま館は、お互いがお互いの蔵書をバックアップし合い、補完し合います。女ま館TAKIは、あきる野の女ま館の分館という形ではなく、それぞれが独立して運営しながら、親密に連携していくつもりです。

 女ま館TAKIを運営するのは、東京から多気町に移住した志村和浩さん、さくらさん夫妻。中野、大井より若い世代で、比較的新しい少女まんがへの思い入れが強いので、館主たちの思い入れの幅が広がることになり、それもまた嬉しいかぎりです。

 あきる野の女ま館は、今後は2000年以前刊行の少女まんがを完璧にそろえることに力を注ぎつつ、2001年以降刊行のものもある程度収蔵していく予定です。女ま館TAKIでは2001年以降の少女まんがも積極的に収蔵していきます。

 つきましては、あきる野の女ま館でしばらく休止していた寄贈受付を再開します。また、女ま館TAKI準備室も寄贈受付を開始しています。女ま館TAKI準備室では、すでにFacebookページを立ち上げていますので、ぜひご覧ください。また、来年の女ま館TAKIオープンに先駆けたイベントを今年開催すべく、企画中です。

 以前から、第二の女ま館の誕生を切望していましたが、なかなか実現しそうにありませんでした。それが今回、とんとん拍子に話がまとまり動き出したのは、多気町出身の写真家・中里和人さんのおかげであり、また、多気町役場の谷村朗さんのご尽力によるものです。そして、あきる野の女ま館を設計したエンドウキヨシさんにもお世話になっています。ほんとうにありがとうございます。

 第二の女ま館の誕生は、「少女まんが館群」の誕生ということでもあります。1997年の少女まんが館創立以来、世界にただひとつしかなかった少女まんが専門のミュージアムが、遂に増殖するのです。女ま館TAKIが順調に船出し、第三、第四の女ま館が誕生していくことを期待してやみません。


2014年夏  少女まんが館 中野純 + 大井夏代


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■『「闇学」入門』出版記念 稲城南闇ミニナイトウォーク+ナイトスキップ

 中野純『「闇学」入門』(集英社新書)の出版をしつこめに記念して、春分の日にミニ闇歩きツアーを闇ます。場所は、都心から最も近い東京の里山、稲城南山。その昔、バッタの怪人が奇妙な戦いを繰り広げた昭和の古戦場で、毎夏、長さ100m以上の萱の大蛇が生き返る土地でも闇ます。里闇をのんびり浴びたあと、ついでにナイトスキップもちょっと楽しみましょう。

 『「闇学」入門』を読んでいても読んでいなくても楽しめます。当日、『「闇学」入門』の販売もします。また、前日までにさるすべりに注文していただければ、『闇を歩く』『東京「夜」散歩』『東京洞窟厳選100』等、新品入手困難本も定価の十掛でお売りします。闇サインもしますし。

案内人中野純(体験作家、闇歩きガイド、ナイトスキップ協会男子代表)

スキップ案内人菊地びよ(体話舎主宰、ナイトスキップ協会女子代表)

日時2014年3月21日金曜(祝日)19時から1時間半前後

集合場所京王相模原線稲城駅改札前付近

参加費700円(税込み。なるべく釣り銭のないよう、お願いします。)

参加申し込みさるすべりへ、メール(saru@sarusuberi.co.jp)または伝書バッタでお申し込みください。メールのタイトルは「稲城南闇歩き参加」、本文に参加希望者のフルネームと当日連絡の取れるケータイ等の電話番号及びメールアドレスをご記入ください。メール送信後24時間以内にこちらからの返事がない場合は、お手数ですが、さるすべりへお電話(042-519-9155)ください。

服装、靴歩きやすい格好で。

持ち物とくに必要な物はありません。懐中電灯も不要です。

問い合わせさるすべりまで、メールでお気軽にどうぞ。

主催さるすべり、ナイトスキップ協会


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■サイハテ学会第4回ハテ狩りウォーク+トーク、キキハテの世界

 2014年のハテ初めは千駄木で! 1月12日日曜16時からは「千駄木山道灌山ハテ狩りウォーク+音のサイハテトーク」。古書ほうろうとその周辺にて開催します。
 まずは、ハテ狩り。かつて天狗のお囃子の音が聞こえた千駄木山で遊具のお囃子を楽しみ、沈む羊や目が闇の栗鼠に会って虚無を感じ、江戸時代から明治にかけて虫聴きの一番の名所だった道灌山で竜の鳴き声に耳を澄ませるトワイライトウォークです。
 古書ほうろうにもどったあとは、中里和人さんと中野のハテトーク。今回のテーマは、キキハテ(音のサイハテ)です。我々の言うサイハテとは単に目で見る風景ではなく、五感でとらえる場ですが、今回はさまざまなサイハテ音を鳴らし、聴きながら、聴覚的サイハテ世界について語ります。
 サイハテ音はこちらで用意しますが、参加者からも音を募ります。「これぞ、音のサイハテ」と思うものがありましたら、音具でもCDでも、動画ファイルでもサウンドファイルでもなんでも結構ですので、ぜひお持ちください。集まった音の中から音のサイハテ賞を選び、サイハテた賞品を贈呈します。
 もちろん、音の持参は必須ではありません。手ぶらでの参加も歓迎します。

案内人中里和人+中野純

日時2014年1月12日日曜16時〜19時半ごろ
  (16:00集合、16:15〜18:00ウォーク、18:15〜19:30トーク)

集合場所、トーク会場古書ほうろう:東京都文京区千駄木3-25-5(東京メトロ千代田線千駄木駅2番出口より不忍通りを北へ徒歩約5分、千代田線あるいはJR山手線・京浜東北線西日暮里駅より道灌山通り〜不忍通り徒歩約5分)

参加費1500円

定員25名

参加申し込み電話(03-3824-3388)かメール(horo●yanesen.net←●を@にかえてください)で、古書ほうろうまで。メールの件名は「1/12 キキハテ」で、お名前、人数、当日ご連絡できる電話番号をお書き添えください。

主催サイハテ学会


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■第1回サイハテコンテスト(ハテコン)、第3回ハテ狩りウォーク+トーク等

 サイハテ学会が遂に、まあまあ本気に! サイハテ学会Facebookページを緩慢に立ち上げました。そして9月28日土曜から国立で、サイハテな写真、動画、物を公募し審査する第1回サイハテコンテスト(ハテコン)とその展覧会、サイハテ大賞発表トーク+サイハテソング発表ライブ、古国立ハテ狩りトワイライトウォーク+トーク、天王星が衝など、ハテだらけの8日間!

 ありきたりの風景の中に突然見えてくる、幻のような景色。身近な場所の傍らにあるのに、最果ての地のような一角。我々サイハテ学会はこうした夢と現の狭間にある景色を「サイハテ」と呼んで称美し、日本の名景の再編に努めています。
 その一環として今回、各々が「これぞサイハテ」と感じる風景や物を集めて展示し評価する「サイハテコンテスト(ハテコン)」を開催します。写真、動画などのコンテストではありますが、審査では撮影のスキルよりも、名景を発見する選景眼、選物眼を重視します。作る力より、見つける力を評価します。それゆえ、作品ではない単なる物体も審査対象としました。

 サイハテコンテストへのご応募とサイハテイベントへのご参加を心の果てからお待ちしております。


第1回サイハテコンテスト(ハテコン)募集要項

写真部門A4プリント(単写真または4枚までの組み写真、1人2組5枚まで)
動画部門DVD(1作品3分以内、1人2作品まで)
ハテ物(ブツ)部門拾った物、買った物、家の片隅で眠る物などの物体(1人3物まで)
応募作品にタイトルは不要です。撮影地または採集地を記し、短いコメントを添えてください。

応募料500円

審査員中里和人、中野純

特別審査員武田憲人(散歩の達人編集長)、十松弘樹(ギャラリービブリオ代表)

サイハテ大賞など若干名。ささやかな賞品が出ます。

応募締め切り2013年9月26日木曜必着

応募先ギャラリービブリオ:〒186-0004 国立市中1-10-38(電話042-511-4368)
写真、物(壊れやすい物以外)については着払いでの返却は可能です。また、引き取りに来られるかたには返却します。


第1回ハテコン展

第一次審査を通過した作品、物をギャラリーに展示します。
中里和人、中野純、首藤幹夫、白石ちえこ等、サイハテ学会中心メンバーの作品も展示します。

展示期間9月28日土曜〜10月6日日曜11時〜19時(28日のみ11時〜17時30分、水曜休廊)

会場ギャラリービブリオ:東京都国立市中1-10-38(JR中央線国立駅南口徒歩2分。神戸屋キッチンの角を右折。次のY字路、タリーズコーヒーの右に入る。茶色の二階建て木造一軒家。)

入場料無料(ただし下記イベントは有料)

問い合わせギャラリービブリオ:電話+ファクス042-511-4368


サイハテ大賞発表トーク+吉上恭太サイハテソング・ミニライブ

ハテコントークと授賞式と、オリジナルサイハテソング(作詞:鶯じろ吉、作曲:吉上恭太)の初ライブです。

日時9月28日土曜18時〜20時15分

会場ギャラリービブリオ

トーク中里和人、中野純、十松弘樹

参加費1500円

参加申し込み参加をご希望のかたは、ギャラリービブリオのウェブサイトの問い合わせフォームからお申し込みください。ファクス(042-511-4368)でもお申し込みを受け付けます。


古国立ハテ狩りトワイライトウォーク+トーク

かつての国立の中心地、現在は野生の狐が棲みつく辺境へ。
夕暮れの猫道ならぬ狐道を辿り、狐にちょっとつままれながら選景眼を磨きます。

日時10月5日土曜16時30分〜20時(16時30分〜ウォーク〜18時30分〜ギャラリービブリオへバスで移動〜19時〜トーク〜20時)

集合場所JR南武線谷保駅南口

案内中里和人、中野純、十松弘樹

参加費1500円

参加申し込みギャラリービブリオのウェブサイトの問い合わせフォームからお申し込みください。ファクス(042-511-4368)でも受け付けます。


主催サイハテ学会

共催ギャラリービブリオ


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■ACC闇歩き講座第7回、箱根湯坂路ミッドナイトハイク

 朝日カルチャーセンター千葉の公開野外講座『闇を歩く』第7回は、5月14日土曜深夜から翌朝にかけての「箱根湯坂路ミッドナイトハイク」です。
 昔の日本人は、今よりもずっと暗闇に親しみ、暗闇で培われた五感で、豊かな文化を創り出していました。闇を歩き、闇に浸ると、眠っていた五感が驚くほど高感度になって、自分も世界もすっかり変わります。闇に親しむ技術を身につけましょう。
 今回は、『十六夜日記』の阿仏尼も歩いた鎌倉古道の山路を闇歩きします。月明かりから落月、闇、そしてご来光。闇と光のフルコースを阿仏尼気分で満喫します。道中、城跡や温かい滝や、ものすごく歯が多い閻魔さまも楽しむ予定です。
 例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。

講師中野純

日時2011年5月14日土曜日23時40分集合、15日日曜日早朝解散予定。

集合場所箱根登山鉄道箱根湯本駅改札前付近(たとえば21時52分東京発のJR東海道本線熱海行きに乗り、23時23分小田原発の箱根登山鉄道箱根湯本行きに乗り換えれば、23時38分に箱根湯本に着きます。箱根登山鉄道はこれが終電ですので、乗り遅れないようご注意ください)。

解散場所箱根登山鉄道小涌谷駅改札前付近(始発電車は5時28分発箱根湯本行きです)。

受講料会員3,885円、一般4,410円

コース概要ほとんどがとても歩きやすいハイキングコースです。昼間のコースタイムは約3時間半(夜は昼間より時間がかかります)。第5回の高尾山ミッドナイトハイクより若干長い程度です。箱根湯本駅の標高は108m、最高地点(鷹巣山)は834m、小涌谷駅は535mです。

服装ハイキングに適した格好で。最高地点は平地より5度くらい気温が低いうえ、冷え込む朝方に最高地点付近に着きますので、上に着るものを2着ほどご持参ください。レインスーツなどの雨着も忘れずに。雨着は防寒着にもなりますので、雨が降らなくても有用です。靴は履き慣れたものを。足首や爪先をしっかり保護するトレッキングシューズがベストです。

持ち物懐中電灯は必携です。ヘッドライトでなくハンドライトで、単三乾電池1本〜単四乾電池2本程度の、小さくてあまり明るくないものをおすすめしています。ほかに、弁当1食分+非常食(たとえばゼリー飲料など)、飲み物、タオル、好奇心など。

参加申し込み、問い合わせ朝日カルチャーセンター千葉:電話043-227-0131


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■「地獄のファーストレディ奪衣婆写真展」、1日だけアンコール開催!

 私自身のアンコールにお応えして、5月6日金曜、蒲生の木土水ギャラリーにて、奪衣婆写真展を1日だけアンコール開催します。1月以降、展示をじっくり放置しましたので、さらに味が出てきているに違いありません。前回、会場内に奪衣婆の繁殖する巣をつくりましたが、今回も新着奪衣婆がさらに加わって、奪衣婆の巣がもっとたいへんなことになります。ので、前回、前々回を見逃したかたはもちろん、見逃し損ねたかたも、またもや油断できません。
 「困った色紙」シリーズも、新作をちょっとだけ加えて展示販売します。『逢魔が時』などの入手困難本も、会場にてお求めになれますのに。
 中野はもちろん、奪T(奪衣婆Tシャツ)を着て、奪衣婆気取りで会場内の三途の川の畔に座り、あなたのお越しをお待ちしています。

タイトル中野純「地獄のファーストレディ奪衣婆とその仲間たち写真展」

空間構成エンドウキヨシ

会期2011年5月6日金曜、午後1〜6時

会場木土水ギャラリー(埼玉県越谷市蒲生寿町17-31、東武伊勢崎線蒲生駅下車徒歩3分)

木土水地図

観覧料無料(賽銭可能)

問い合わせ木土水ギャラリー:電話048-989-5999(会期中のみ)、さるすべり:メールsaru@sarusuberi.co.jp


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■あの「地獄のファーストレディ奪衣婆写真展」がいよいよ黄泉帰る!

 お待たせしました! お待たせしましたよね! 各地の個性豊かな奪衣婆たちの肖像が、ふたたび一堂に会します!
 昨年7月に木土水 杉戸アトリエ奥のギャラリーオンボロで開催された「地獄のファーストレディ奪衣婆写真展」(略称:EVA10)が、1月21〜23日に蒲生の木土水ギャラリーでパワーアップして蘇ります。ほんとうは昨年12月に蘇るはずだったのが、火災のため延期になっていましたが、もうだいじょうぶです。
 今回のEVA10では、奪衣婆の数が増えるのはもちろんのこと、奪衣婆の地獄仲間である十王(フィーチャリング閻魔大王)、懸衣翁、チクリ神(倶生神、司命・司録)、鬼卒などの肖像も、厳選して展示します。前回のEVA10よりも大幅に展示写真が増えますので、前回を見逃したかたはもちろん、見逃し損ねたかたも油断できません。会場には血の池地獄も出現し、どなたでもご自由に地獄に堕ちることができます。
 会場の空間構成を手がけるのは、木土水ギャラリーのオーナーで、総水色の少女まんが館を設計したエンドウキヨシさん。写真は、前回同様、中野自身が撮影したもののほかに、地獄の同志ヒラエバさん(平岩美香さん)撮影のものも展示されます。
 22日午後5時からは、ギャラリートーク「奪衣婆と日本の女神たち」。地獄と奪衣婆の話から始まって、イザナミ、姥神、山の神、山姥、山姫、弁天、鬼子母神、天女、橋姫、トイレの花子さん、地獄少女閻魔あい、ゴールデンハーフのエバちゃんなど、日本の女神たちと奪衣婆の話、さらに、上海で見た地獄の話もいたします。
 中野は会期中ずっと、会場内の三途の川の畔にて、あなたのお越しをお待ちしていましょう。

タイトル中野純『庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか』出版記念
     地獄のファーストレディ奪衣婆とその仲間たち写真展

会期2011年1月21日金曜〜23日日曜、午後1〜6時

会場木土水ギャラリー(埼玉県越谷市蒲生寿町17-31、東武伊勢崎線蒲生駅下車徒歩3分)

観覧料無料(賽銭可能)

ギャラリートーク中野純「奪衣婆と日本の女神たち」1月22日土曜午後5時〜、参加無料、先着順

問い合わせ木土水ギャラリー:電話048-989-5999(会期中のみ)、さるすべり:メールsaru@sarusuberi.co.jp

DM(木土水制作)の開き
EVA10DM


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■ACC闇歩き講座第4弾、月崎素掘り貫通洞ムーンライズウォーク詳報

 9月25日土曜は、房総しますね? 朝日カルチャーセンター千葉の公開講座『闇を歩く』(講師:中野純)の第4弾詳報です。例によって公開講座ですから、ACC会員でなくても、どなたでも参加できます。
 かつて、大勢が集って月の出を待つ「月待」という行事が、日本中で盛んに行われていました。小湊鉄道月崎駅周辺の不思議な素掘りトンネル群を巡りつつ、月に縁のあるこの土地で、月の出を迎えましょう。もし天候に恵まれず、月が見えなかったら、せっかくですから一緒にがっかりしましょう。日本の豊かな「月の文化」「待ちの文化」を学びつつ楽しむトワイライトウォークです。
 日帰りです。東京近郊のたいていのところ(たとえば青梅とか武蔵五日市、大月、小田原、川越、飯能、小山、水戸など)に終電までに帰れるように、解散時刻を設定しています。
 16時10分に小湊鉄道月崎駅集合(東京方面からはJR内房線五井駅で小湊鉄道に乗り換え。15時17分発上総中野行きに乗ると、16時09分に月崎駅に着きます。列車の本数がたいへん少なく、これに乗り遅れると次の列車は1時間半以上あとになりますので、ものすごくご注意ください。フリー乗車券が割安です。五井駅ホームなどで1700円で販売しています)。20時ごろ月崎駅で解散予定です。東京方面へは月崎駅20時32分発の終電で帰れます。
 持ち物は、懐中電灯、飲み物、軽食と好奇心。受講料はACC会員3360円、一般3885円です。
 お申し込み、お問い合わせは、『朝日カルチャーセンター千葉 ホームページ』から。


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■ヤミ-1グランプリ候補に「ナイトハイクで五感を研ぐ」

 CSの朝日ニュースターで今週放送している『武田鉄矢の週刊鉄学』の「ナイトハイクで五感を研ぐ」が、中野の心の中で、今年のヤミ-1グランプリに早くもノミネートされたもようです……って、ヤミ-1って、続くんですね。続きますとも。
 『武田鉄矢の週刊鉄学』は55分間、ゲストはひとりだけで、ひとつのテーマについてじっくり語り合う好番組。5月2日からの週は中野がゲスト出演し、武田鉄矢さん、松原隆一郎さん、伊藤聡子さんと55分間たっぷり闇話をしています。「すくむ」ということについての話とか、すごくいいです。
 すでに5回ほど再放送されましたが、あと2回、今日5月7日金曜17時00分〜17時55分と明日5月8日土曜13時00分〜13時55分に再放送されます。朝日ニュースターの番組は、スカパーとかケーブルテレビとかで見ることができます。詳しくは、朝日ニュースターのウェブサイトをご覧ください。
 なお、ヤミ-1グランプリ2010は、今年12月に中野の心の奥底で開催されます。


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■闇コンビの闇連載、散歩の達人MOOKで闇始

 ノーダークネス、ノーライフ。暮れないと、暮らせない。
 散歩の達人MOOK『50歳からの東京散歩』(交通新聞社)で、中野純×中里和人の闇コンビが「ザ・ナイトウォーカー」という暗い連載を始めました。
 連載第1回は、発売中の『50歳からの東京散歩vol.1 下町さんぽ』掲載の向島編。建設中の東京スカイツリーの木下闇を、4ページにわたって迷い尽くしています。編集担当は『散歩の達人』編集人の武田憲人さん。サイハテ・チームの復活です。
 ついでに言うと、同誌では、松沢呉一さんの連載も始まりました。とんでもなく久しぶりに松沢さんと誌上同席できて、嬉しいです。往年の女ま館3トップの神田ぱんさんも連載を始めました。
 ムックといえば、中野は発売中のカドカワムック『怪』vol.0029(角川書店)でも、「妖怪誕生の瞬間を旅する、闇歩き」と題した闇文を書いています。闇歩きを2ページにわたって妖怪目線で語っています。こちらでは、水木しげる大先生を筆頭に、荒俣宏さん、京極夏彦さん、宮部みゆきさん、松谷みよ子さん、小松和彦さん、芳賀日出男さん、大塚英志さん、みうらじゅんさん、なんきんさん等々、クラクラするような面々と誌上同席できて、嬉しいです。知り合いの幻獣標本創形師、江本創さんも書いています。
 そんなわけで、今年度もたいへん暗いです。背後から急に「ノーダークネス!」と肩を叩かれたら、あわてて「ノーライフ!」と返してください。急に「暮れないと!」と叫ばれたら、「暮らせない……」と陰気に返してください。よろしくお願いします。


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■中野、朝日カルチャーセンター千葉で2週連続闇歩き講座

 2010年2月6日と13日は、どうしますか? 千葉にしますか? 中野が長年培った闇歩きの技術を伝授いたしますか?
 朝日カルチャーセンター千葉の公開講座『闇を歩く』(全2回、講師:中野純)で、闇に親しむ技術を身につけましょう。
 昔の日本人は、今よりもずっと暗闇に親しみ、暗闇で培われた五感で、豊かな文化を創り出していました。闇を歩き、闇に浸ると、眠っていた五感が驚くほど高感度になって、自分も世界もすっかり変わります。
 1回目は、2月6日土曜日15時30分〜17時。「五感をほぐす闇歩き入門」と題して、暗闇と日本人の歴史をたどりつつ、室内で手軽に闇を作って愉しみます。会場は、JR千葉駅東口より徒歩8分の朝日カルチャーセンター千葉。受講料はACC会員2625円、一般3150円です。
 2回目は2月13日土曜日18時〜21時。「青葉の森から七天王塚」と題した野外講座です。千葉の身近な場所をナイトウォークしながら、夜桜ならぬ夜梅や、地上の星の不思議を愉しみます。受講料はACC会員3360円、一般3885円です。
 お申し込み、お問い合わせは、『朝日カルチャーセンター千葉 ホームページ』から。


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■ヤミ-1王者に「闇歩き熱中人」のドキュメンタリージャパン

 年の瀬といえば、ヤミ-1グランプリをご存じですか? ついさっき、中野の心の中で開催されました。その年、最も豊かに闇を表現した映像作品を決めるイベントとのことです。栄えある優勝者は、NHKのテレビ番組『熱中時間』の「闇歩き熱中人(中野純の闇歩き)」を制作した、ドキュメンタリージャパン。心の中で賞金1000万円をちゃんと手渡しましたよ。
 中野や大井はたまにテレビやラジオに出演しますが、『さるすべり家頁』では全然お知らせしていません。でも今回ばかりは、できあがった映像のクオリティの高さに驚き、お知らせしたくなったのでした。ガムランや夏木マリさんのナレーションなど、音のクオリティの高さもたまりません。
 しかし、お知らせするのが遅すぎますね。『熱中時間』の「闇歩き熱中人」は、NHKの衛星第2やハイビジョン、総合テレビなどで、10月10日からすでに何度も放送され、旬が過ぎてしまいました。とはいえ、明日12月20日21時00分〜21時44分にも、ハイビジョンでBS版の再放送があります(番組の前半は「プロレス熱中人」で、後半が「闇歩き熱中人」です)。12月29日23時55分〜24時10分にも衛星第2でショートバージョン(総合テレビ版)の再放送があるようです。
 来年にも再放送があるかもしれないので、『熱中時間〜忙中“趣味”あり〜』のホームページ『DOCUMENTARY JAPAN WEB』をチェックしてみるといいかもしれませんね。NHKワールドTV(海外配信)でも、英語字幕版がこの先まだまだ放送されるんじゃないかと思います。


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■中野、『子供の科学』で闇の連載を開始

 大正13年創刊の『子供の科学』(誠文堂新光社、毎月10日発売)史上、おそらく最もあやしい連載が始まりました。その名も「あやしい光研究所」(フルタイトルは「闇を歩くと見えてくる あやしい光研究所」)。中野が長年温めていたテーマ「闇と怪し火」が、温めすぎてついに発火した感じでしょうか。
 文と写真は中野で、毎回、あやしいイラストを成瀬洋平さんが描いてくれます。北海道にふらりとオオカミを見に行くような女、「だま」さんが担当編集者。
 同誌2009年4月号に「ナイトハイク入門」という特集記事を中野が書いたのですが、それがたぶん好評だったようで、今回、連載開始とあいなりました。本文の最後に、雑誌『コンフォルト』に連載された「日本の闇々」や、それをまとめた本『夜旅』でおなじみの、例のあやしいフレーズを復活させました。
 発売中の2010年1月号掲載のあやしい第1回は、「燃える風とコンビナートの鬼火」ですが、写真のキャプションにひとつ誤りがあります。なにがどう誤っているかわかったら、12月25日までに、さるすべりにメールでお伝えください。正解者にはなんか上げます。
 昨年出版された『夜へ行こう』(福音館書店の月刊絵本『たくさんのふしぎ』278号)以来、子どもたちに闇の魅力を伝えることにも力を入れている中野ですが、この連載を通じて、子どもたちに、しょーもないものの大切さを伝えていく所存でしょうか。
 ちなみに、PR誌『アスペクト』は、残念ながら時代の波に乗って2009年9月号を最後に休刊。そのため、同誌で約3年続いた中野の連載「だらけだらけ」も第18回「フラッシュを焚かないでくださいだらけの話」が、時代の波に乗って最終回となりました。同時期に『東京新聞』の土曜朝刊最終面「東京どんぶらこ」で始まった、中野のナイトウォーク・エッセイ定期執筆のほうはまだ続いており、相変わらず、錚々たる面々の末席を暗くしています。次回掲載は明日12月19日です。


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■ナイトウォークのイージーオーダーも始めます

 一般向けの闇歩きイベントはちょっとご無沙汰中ですが、最近は、東京造形大学の中里和人ゼミの授業として秋川〜網代弁天山トワイライトウォークをしたり、テレビのロケ隊に夜の高尾山を案内したり、一般のかたのためにミッドナイトハイクを計画したりと、オーダーメードの闇歩きをちょくちょくやってます。ナイトハイクのオーダーメードにご興味のあるかたは、こちらをご覧のうえ、さるすべりまでお気軽にお問い合わせください。
 また、この8月から、少女まんが館定開日(4〜10月の毎週土曜日)に、女ま館を起点にしたイージーオーダー・ナイトウォークも行います。少女まんがと水色にどっぷり浸かったあと、さらに闇にも浸かるサタデーナイト。
 出発は女ま館閉館直後(18時過ぎ)で、夜の散歩に毛がちょっと生えた程度か、毛がフサフサ生えた程度。最高点の標高は300m程度です。あなたが電車で悠々帰れる時間に山を下ります。案内料はお一人様1500〜2000円くらい。要予約です。
 なお、オーダーメードのナイトハイクは一組様だけのためにご案内しますが、イージーオーダーのナイトウォークは、ほかの参加者が同行する場合があります。


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■新少女まんが館本体の水色上棟式

 秋川渓谷の最先端に位置する新さるすべりと新少女まんが館の敷地内には、すでに小母家や水道管富士などがありますが、今月ようやく、肝心の少女まんが館本体が着工しました。
 エンドウキヨシさん設計の水色書庫です。同時に、水色弁天茶室も着工しました。まだ基礎工事が終わったばかりなのに、もう遺跡みたいです。
 1月7日午後3時前後に水色棟上げ、1月末に水色竣工の予定です。棟上げの際、撒銭、撒酒まんじゅうなどをします。興味のあるかたはお気軽にご参加ください。
 水色棟上げに先立ち、1月5、6日に、すべての木材を水色に染める水色初めを行います。こちらも、興味のあるかたはどうぞお気軽にご参加ください。詳しくは、さるすべりまでお問い合わせください。
 また、さるすべりと少女まんが館の住所と電話番号、ファクス番号がしめやかに変わりました。住所はかなりコンパクトになりました。新住所等はこちらをご覧ください。


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■日本一長い踏切を行く拝島サイハテ・トワイライトウォーク

 『東京サイハテ観光』の出版を再び記念して、今度は、JR青梅線・八高線・五日市線と西武拝島線が集まるサイハテ・ターミナル拝島へ。夕方から宵にかけて、消えゆく日本一長い踏切や横田基地線の踏切など、拝島踏切ロードを歩き、さらに緑色の薄い富士や玉川上水失敗地の闇なども訪ねます。
 最後に日本一長い踏切へもどって、バラスト荒野の月の出を拝むのもいいかもしれません。現れるのは、十六夜の朧月。漂泊の歌人、西行は「願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ」と詠み、実際、旧暦2月(きさらぎ)16日(望月のころ)に亡くなったと言われています。新暦3月23日は旧暦の2月16日。サイギョウがハテたサイハテの命日の夜に、西行気分でトワイライトウォークを楽しみましょう。平地を歩きます。健脚不要です。

案内人中野純+中里和人

日時2008年3月23日日曜日午後5時集合、午後8時ごろ解散予定(春雨決行、荒天中止)。

集合場所JR拝島駅改札前付近(たとえば午後4時7分新宿発の中央線青梅特快青梅行きに乗れば、乗り換えなしで4時45分に拝島に着きます。解散場所も拝島駅です)。

参加費1,000円(2月の房総サイハテツアー参加者には、大胆なサイハテリピーター割引あり)

参加申し込み前日までにさるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、伝書白子鳩など、お好きな方法でお申し込みください。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■『東京サイハテ観光』出版記念房総サイハテ1泊2日バスツアー

 身近なサイハテの宝庫、房総へ。素掘りトンネル、三日月道、軍事遺跡的風景、ヒカリモの穴、夜の闇などなど。『東京サイハテ観光』に登場するサイハテや中里が新しく見つけたサイハテを、マイクロバスに乗って中里+中野の案内で巡ります。勝浦の海辺の民宿に泊まり、夜は中野とともにぶっつけナイトウォークを楽しんで、朝は日本三大朝市のひとつ、勝浦の朝市を満喫します。
 しかも、サイハテ部(旧道部)のあんな部員やそんな部員にも会えそうな気がします。しかもしかも、参加者のうち2〜4名様に、中里+中野が提供したサイハテの品々が当たるかもしれないのです。どうするんですか。

案内人中里和人+中野純

日時2008年2月16日土曜日午前9時ごろ集合、17日日曜日午後5時ごろ解散予定(雨天決行)。

集合場所新宿駅付近及び西船橋駅付近の予定(改めて参加者に直接お知らせします。解散場所も同様です)。

参加費27,000円(朝夕2食、新著『東京サイハテ観光』代及び消費税込み)

定員20名

参加申し込みさるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、伝書ベントスなど、お好きな方法でお申し込みください。先着順です。定員になりしだい締め切りますのでお早めに。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■皆既月食で遊ぶ多摩湖畔ムーンライトウォーク

 皆既月食で遊びましょう! 8月28日の宵に、久しぶりに日本全国で皆既月食が観られます。皆既月食というと、ついつい、赤暗い月そのものを眺めて満足してしまいますが、月食の時間は長いのです(皆既食だけでも1時間半ほど続き、部分食も含めると3時間以上)。せっかくだから、ナマの月を観るだけでなく、いろいろ遊びましょう。赤暗い月光を浴びながら湖畔を歩き、水面に映る赤暗い月を愛で、赤暗い月を飲んだり(皆既月飲)、小さな欠けた月を掌に載せたり(自分月食)、赤暗い月にパーソナル光冠を施したりなんだりしましょう。
 場所は多摩湖(村山貯水池)畔ですが、中野は多摩湖畔に詳しくないうえ、下見もロクにせず、ぶっつけでテキトーに歩く予定ですので、中野は案内人というより同行人です。そんなですから、参加費はいただきません。特に危険なところではないので別になにもないと思いますが、なにかあったら各々自己責任ってことで。中野と一緒にちょっと探検気分で、世にも皆既な多摩湖畔を歩きましょう。
 健脚不要です。都心部にお住まいのかたも悠々日帰りできます。

同行人中野純

日時2007年8月28日火曜日午後6時集合(平日ですので、6時集合では厳しいかたが多いかと思いますが、7時ごろまでは駅からそれほど離れない予定ですので、それまでに合流できそうでしたら、途中参加も歓迎します)。午後10時ごろ解散予定(雨天中止)。ちなみに、当日の月の出は午後6時12分ころ(すでに月が欠けた状態で昇ってきます)、日の入りは6時15分ころ、皆既食の始まりは6時52分、食の最大は7時37分、皆既食終了が8時23分、部分食終了が9時24分です。

集合場所西武多摩湖線・西武山口線西武遊園地駅北口改札前付近(たとえば午後5時12分西武新宿発・5時15分高田馬場発の西武新宿線急行本川越行きに乗って小平で西武遊園地行きに乗り換えれば、5時57分に西武遊園地に着きます。5時40分国分寺発の西武多摩湖線萩山行きに乗って終点萩山で西武遊園地行きに乗り換えれば、やはり5時57分に着きます。解散場所は西武遊園地駅か武蔵大和駅になるでしょう。)

参加費無料

参加申し込み前日までにさるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、伝書クワガタなど、お好きな方法でお申し込みください。

服装山登りではなく、たいした距離を歩くわけでもないですが、歩きやすく、肌をあまり露出しない格好で。靴はスニーカーなど、履き慣れたものを。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物、虫除けスプレー、好奇心など。必携ではないですが、メガネ、双眼鏡、サングラスなどを持っていくことをおすすめします。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■女ま館三連開と女名月仰向けムーンバス

 相変わらず、毎週木曜は必ず開館している少女まんが館ですが、11月3日のまんがの日をちょっと意識して、11月2日木曜〜4日土曜は、3日連続で開館します。少女まんが館の詳細は、こちらをご覧ください。
 しかも、突然ですが、11月3日の宵に、天竺山麓で仰向けになって直射月光を浴びるムーンライトウォークをやります。11月3日(旧暦九月十三日)は十三夜。十五夜(中秋の名月)と並ぶ名月の日で、女名月とも呼ばれたりします。一緒に、名月の前でだらけましょう。
 コースは、お馴染みの天竺山〜横沢入です。「またかよ」という飽き飽きした雰囲気がリピーターさんや中野自身から立ちこめてきた場合、コースを変更することもあります。自家光冠、マンツームーンなどの超お手軽な月遊びも楽しみます。
 健脚不要です。都心部にお住まいのかたも悠々日帰りできます。

案内人中野純(仰向け派)

日時2006年11月3日祝日午後5時20分集合、午後9時ごろ解散予定(雨天中止)。

集合場所JR五日市線武蔵五日市駅改札前付近(午後4時40分立川発の青梅線拝島行きに乗って拝島で五日市線武蔵五日市行きに乗り換えると、午後5時16分に武蔵五日市に着きます。解散場所も武蔵五日市駅です。)

参加費500円

参加申し込み前日までにさるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、早馬など、お好きな方法でお申し込みください。

服装たいした距離を歩くわけではないですが、山道も歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は301mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物少々、好奇心など。必携ではないですが、サングラス、メガネなどを持っていくことをおすすめします。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■中野 純『月で遊ぶ』出版3周月記念「金比羅山ムーンライズ・ウォーク」詳報

 初日の出もいいですが、その前に第352月の出を拝みましょう。今回の闇歩きイベントは、年の瀬の夜の町と夜の山を歩き、もうひとつのご来光、月の出を迎えます。植林が伐採されたためすばらしく開けた金比羅山(標高468m)に登って、みごとな夜景の中を昇ってくる巨大な月(居待月)を一緒に目撃します。自家光冠、マンツームーンなどの超お手軽な月遊びも楽しみます。道すがら、月待文化の名残に触れたり、朧月を触りまくったりもします。今回は健脚不要です。すごく軽度のハイキングでやや重度の散歩という感じです。都心部にお住まいのかたも悠々日帰りできます。

案内人中野 純(さるすべり)

日時2004年12月29日水曜午後4時30分集合、午後9時ごろ解散予定(雨天の場合は12月30日木曜に延期)。

集合場所JR五日市線武蔵五日市駅改札前付近(午後3時44分立川発の青梅線青梅行きに乗って拝島で五日市線武蔵五日市行きに乗り換えると、午後4時17分に武蔵五日市に着きます。解散場所も武蔵五日市駅です。)

参加費1000円(ムーンライズ・ウォークのしおり付)

参加申し込みきりんかん(電話042-597-6256)またはさるすべりへお申し込みください。

服装たいした距離を歩くわけではないですが、山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は468mしかありませんが、眺めのいい(つまり吹きさらしの)山頂部にいるうちにかなり寒くなります。服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物少々、雨具、好奇心など。必携ではないですが、サングラス、メガネなどを持っていくことをおすすめします。

問い合わせさるすべり(電話042-597-7040、saru@sarusuberi.co.jp)または、きりんかんまで、お気軽にどうぞ。


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■中野、中里和人氏とともに『散歩の達人』で新連載を約開始

 発売中の月刊『散歩の達人』6月号(交通新聞社発行)から、中里さんの写真と中野の文による「旧道部」という新連載が始まりかけました。
 旧道部は、中里和人、中野 純、武田憲人、三森和哉らによって結成された武道団体。旧道部では、部員を漫然と募集中です。ただし、入部しても特にどうもしません。ちなみに中野は大学時代、弓道部員でした。2ヶ月で退部しました。
 6月号掲載の第1回は、南房総の素掘りトンネルを始めとした手掘りの穴々に、裸足で侵入する話です。7月号はいきなり休載。第2回は8月号掲載の予定です。
 なお、月刊『コンフォルト』の中野×中里さんの連載「日本の闇々」も、最新号(6月号)の第23話は南房総の話です。ヒカリモの棲む洞穴に侵入して、執拗に屈伸したりします。


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■月虹を観たいオールナイトハイク(要健脚)

 しつこいですか。また行きます、月夜の百尋ノ滝。
 毎度突然ですが、中野は、5月4日祝日夕方から5日祝日朝まで、奥多摩で「月虹を観たいオールナイトハイク」を行います。満月の光でできる白い虹を求めて夜の山を歩きます。タイトルがちょっぴり弱気になりました。
 今回の集合場所はJR青梅線古里駅(奥多摩駅の3つ手前)で、駅から徒歩で登ります。まず赤杭山などを経て川乗山(標高1364m)に登り、深夜に百尋ノ滝へ下ります。解散場所は奥多摩駅あたりです。運がよければツキノワグマに出逢えます。運が悪ければその直後、襲われます。
 要健脚です。山慣れたかた及びそれに準ずるかたのみが参加できます。参加費は無料です。雨天でも、宵のうちに雨が上がりそうなら決行します。
 なお、5日午前4時前から月食が進行しながら月が沈みますが(東京あたりでは皆既月食になる前に月が沈んでしまいます)、目的はあくまで月虹ですので、月食のことはあまり気にかけずに歩きます。
 参加ご希望のかたは、なんらかの手口で、さるすべりまでご連絡ください。詳細は追って参加予定者に直接お知らせします。


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■青山ブックセンター本店で闇コンビの『逢魔が時』展、開催中

 ご案内が遅くなってしまいましたが、青山ブックセンター本店内のギャラリースペースで、中里和人氏の写真と中野の文字による『逢魔が時』展を開催しています。『逢魔が時』(ピエ・ブックス)の出版をゆっくり記念したコラボ展です。
 全体としては、黒い巻物(闇の絵巻)をスクロールしていくような感じの展示で、中野エリアは「『逢魔が時』複製原字展」です。絵本作家や漫画家が原画を展示し、写真家がオリジナルプリントを展示するように、複製原字(原字のオリジナルプリント)を展示してみました。そのナンセンスを、1ピクセル残らず、深く味わっていただければ幸いです。
 写真本『逢魔が時』の執筆時と、幻灯幻聴トークイベント『逢魔が時』の文字インスタレーション制作時の机上が、忠実に再現されています。
 会期は、2月6日金曜〜3月4日木曜(10時〜22時、最終日は19時まで)、会場の青山ブックセンター本店は、東京都渋谷区神宮前5-53-67、国連大学の裏手にあるコスモス青山ガーデンフロアの地下2階です。


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■月虹を観るムーンライトハイク2004(要健脚)

 毎度突然ですが中野は、1月5日月曜夜に奥多摩で「月虹を観るムーンライトハイク」を、またもや行います。月の光でできる白い虹を求めて、幻想的な月夜の谷を歩きます。目的地は百尋ノ滝ですが、さらに川乗山(標高1364m)に登って落月やご来光を拝むオールナイトハイクになる可能性もあります。
 今回は、要健脚・要軽アイゼンです。山慣れたかた及びそれに準ずるかたのみが参加できます。軽アイゼンは実際には不要かもしれませんが、必ずお持ちください。ということは、軽アイゼンが装着できる靴も必要です。ほかに、懐中電灯、弁当、非常食、温かい飲み物、防寒具、好奇心もお持ちください。参加費は無料です。
 集合時間は19時30分、集合場所はJR青梅線奥多摩駅前で、駅前から林道入口までは車で行きます。帰りは終電に間に合わないので、車で帰るか、どこぞに泊まるか、夜通し歩くかの三択となります。悪天延期です。曇りでも延期しますが、せっかくですから晴れてください。
 川乗山に登るかどうかは、当日、百尋ノ滝で話し合ったり殴り合ったりして決めましょう。場合によっては、百尋ノ滝までのピストン組と川乗山登頂のオールナイト組の二組に分かれることもあるかもしれません。
 参加ご希望のかたは、なんらかの手口で、さるすべりまでご連絡ください。


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■月虹を観るムーンライトハイク(要健脚)

 このところ連発中の闇イベントですが、12月もやります。
 突然ですが、中野は、12月5日金曜夜に奥多摩で「月虹を観るムーンライトハイク」を行います。月の光でできる虹を求めて月夜の谷を歩きます。目的地は百尋ノ滝ですが、お望みなら、さらに川乗山(標高1364m)に登って落月やご来光を拝むオールナイトハイクにすることもできます。
 今回は、「トーカンヤのムーンライトウォーク」などと違って、要健脚です。山慣れたかた及びそれに準ずるかたのみが参加できます。また、ロケハン的なイベントということもあり、参加費は無料とします。
 集合場所はたぶんJR青梅線奥多摩駅あたりで、そこから登山口までは車で行きます。帰りは終電に間に合わない予定なので、車で帰るか、泊まるか、夜通し歩くかの三択となります。曇天決行、雨天延期です。
 参加ご希望のかたは、なんらかの手口で、さるすべりまでご連絡ください。詳細は追って参加予定者に直接お知らせします。


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■闇コンビ、沖縄で闇放題

 事後報告になってしまいましたが、中野は中里和人氏とともに、11月20日午前1時から那覇の街で「月待ミッドナイトウォーク」を、25日18時からは那覇・桜坂のある屋上で「幻灯幻聴イベント 闇を語る夕べ」を行いました。
 どちらの闇イベントも盛況で、「月待ミッドナイトウォーク」では地平線のすぐ上に巨大な逆約三日月を、「闇を語る夕べ」では暮れゆく西空に二日月を観ることができました。また、「月待ミッドナイトウォーク」では捕虫網のような形をした光を遮断する道具「捕光網」を、「闇を語る夕べ」では懐中電灯の光を一点に導く道具「光道」をそれぞれ現地で自作して使用したあと、それらのオリジナル闇具を現地にわざと忘れてくるなどしました。
 ほかにも、空の上から墓の下まで闇放題の沖縄11日間でした。その成果が少しずつ発表されていくでしょう。


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■トーカンヤのムーンライトウォーク2

 突然ですが、今年もやります。三月見の中で最も忘れられた、トーカンヤ(十日夜)の名月を堪能するムーンライトウォーク。名月を観ながら夜の山を歩き、一般にはあまり知られていない天竺山(標高301m)に登頂して夜景を楽しんだあと、小川や池のある湿原で、飲月、月形遊びなどの月遊びをします。(昨年の「トーカンヤのムーンライトハイク」と、おおむね同じコースを行きます。)

案内人中野 純(さるすべり)

日時11月3日祝日17時集合、21時ごろ解散だろうか、雨天中止または延期

集合場所JR五日市線武蔵五日市駅改札前付近(16時22分立川発青梅線青梅行きに乗り、拝島で五日市線武蔵五日市行きに乗り換えると、16時56分に着きます。解散場所も武蔵五日市駅です。)

参加費500円

定員数名

参加申し込みさるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、早馬など、お好きな方法でお申し込みください。

服装たいした距離を歩くわけではないですが、山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は301mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物少々、好奇心など。必携ではないですが、レンズ(双眼鏡、虫眼鏡など)や鏡(コンパクトなど)を持ってくることをおすすめします。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■中野、中里和人氏とともに『散歩の達人』で連載中

 中野は中里和人さんとともに、月刊『散歩の達人』(交通新聞社発行)で「トーキョー借景 動く小屋物語」という6話完結の連載をやっています。写真は中里さん、文章は中野。中里さんとその仲間たちが制作した小屋一号が、湾岸から奥多摩まで、東京中を旅し、散歩します。つまり、散歩の達小屋、ひょっこりひょうたん小屋が主人公の連載です。東京都にお住まいで、電話番号の末尾が偶数もしくは奇数のかたはご注意ください。ある朝目覚めると、あなたの庭に、部屋に、小屋がお邪魔しているかもしれません。
 6月号掲載の第一話では、小屋一号が、散歩する電車・ゆりかもめに挑んで東京湾岸を徘徊し、7月号掲載の第二話では小屋一号が向島の長屋とのドッキングに成功、7月18日発売の8月号では新宿のウエストサイドへ向かいます。
 やはり中野+中里さんでやっている月刊『コンフォルト』の「日本の闇々」も、好評連載中です。最新号(8月号)は第13話、深海の闇と光を出迎えに行く話です。
 中里さんと中野のコラボレーションは、ほかにもなにかと企画中ですから、安心できません。秋には屋内闇イベント開催や写真本出版の予定です。


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■金週版「地球照と逢魔が時を堪能するトワイライトハイク」詳報

 三日月のころ、月の昼と月の夜を、同時に見ることができるのを知っていますか。地球が月の夜を照らすから、月の夜(月の欠けている部分)が淡く光って見えるのです。これを地球照と言います。
 三日月が輝くのは、夜の帳(とばり)が下りるころ。しかし、街で暮らしていると、夜の帳が下りるのを実感することも、逢魔が時にドキドキすることも、ほとんどありません。
 というわけで今回の闇イベントは、日が暮れる前から歩き始め、日没から夜になるまでの山のダイナミックな変化をじっくり味わいます。標高410mの赤ぼっこ(天王山)に登頂したあと、天狗岩の上で、約三日月の、特に夜の部分を観賞します。
 曇りで月が見えない場合は、天狗岩滞在時間を短くして、馬引沢峠、旧二ツ塚峠などの東京のダークスポット巡りを加えてもいいかもしれません。

案内人中野 純(さるすべり)

日時5月3日祝日、4日日曜16時30分集合、21時20分頃解散予定(3日と4日はほぼ同じ内容です)。晴天結構、曇天決行、雨天中止。(バスご利用のかたは、16時07分福生駅西口発五日市行きか16時18分武蔵五日市駅発福生駅行きに乗るといいです。)

集合場所木工と素材のお店「きりんかん」(さるすべり+少女まんが館のすぐ近く、秋川街道沿いにあります。萱窪バス停から見えるログハウスが、きりんかんです。ので、こちらの交通案内ページも参考にしてください。解散場所もきりんかんです。)

参加費1200円(おいしい和菓子とナイトハイクのしおり付)

参加申し込みきりんかん(電話+ファクス042-597-6256、koma-kusa@ezweb.ne.jp、〒190-0181東京都西多摩郡日の出町大字大久野1157番地)へ4月30日ごろまでにお申し込みください。

服装山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は410mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど。集合場所の近くにコンビニあり)、飲み物、雨具、好奇心など。必携ではないですが、双眼鏡を持っていくことをすごくおすすめします。

問い合わせきりんかんまたは、さるすべり(電話042-597-7040、ファクス042-597-0099、saru@sarusuberi.co.jp)まで、お気軽にどうぞ。


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■地球照と逢魔が時を堪能するトワイライトハイク詳報

 三日月のころ、月の昼と月の夜を、同時に肉眼で見ることができるのを知っていますか。地球が月の夜を照らすから、月の夜(月の欠けている部分)が淡く光って見えるのです。これを地球照と言います。
 三日月が輝くのは、夜の帳(とばり)が下りるころ。しかし、街で暮らしていると、夜の帳が下りるのを実感することも、逢魔が時にドキドキすることも、ほとんどありません。
 というわけで今回の闇イベントは、日が暮れる前から歩き始め、日没から夜になるまでの山のダイナミックな変化をじっくり味わいます。標高410mの赤ぼっこ(天王山)に登頂したあと、天狗岩の上で、約三日月の、特に夜の部分を観賞します。
 曇りで月が見えない場合は、天狗岩滞在時間を短くして、馬引沢峠、旧二ツ塚峠などの東京のダークスポット巡りを加えてもいいかもしれません。

案内人中野 純(さるすべり)

日時4月4日金曜、5日土曜16時集合、21時頃解散予定(4日と5日はほぼ同じ内容です)。晴天結構、曇天決行、雨天中止。(バスご利用のかたは、4日は15時40分福生駅西口発五日市行きか15時48分武蔵五日市駅発福生駅行きに、5日は15時19分福生駅西口発五日市行きか15時40分武蔵五日市駅発福生駅行きに乗るといいです。)

集合場所木工と素材のお店「きりんかん」(さるすべり+少女まんが館のすぐ近く、秋川街道沿いにあります。萱窪バス停から見えるログハウスが、きりんかんです。ので、こちらの交通案内ページも参考にしてください。解散場所もきりんかんです。)

参加費1200円(おいしい和菓子とナイトハイクのしおり付)

参加申し込みきりんかん(電話+ファクス042-597-6256、koma-kusa@ezweb.ne.jp、〒190-0181東京都西多摩郡日の出町大字大久野1157番地)へお申し込みください。

服装山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は410mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど。集合場所の近くにコンビニあり)、温かい飲み物、雨具、好奇心など。必携ではないですが、双眼鏡を持っていくことをおすすめします。

問い合わせきりんかんまたは、さるすべり(電話042-597-7040、ファクス042-597-0099、saru@sarusuberi.co.jp)まで、お気軽にどうぞ。


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■真冬のムーンライトハイク詳報

 屋内での月見のベストシーズンは秋ですが、月光を浴びて野山を歩くムーンライトハイクのベストシーズンは、空気が澄み、月が高々と昇る冬です。今回の闇イベントは、真冬の満月の夜、どこまでも青く幻想的な世界を歩くムーンライトハイク。月向(つきなた)に出て真冬の強烈な月差しをたっぷり浴び、月陰(つきかげ)に入って闇と木漏れ月を楽しみます。廃線跡を渡って一般にはあまり知られていない天竺山(標高301m)に登頂し、ほどほどの夜景を楽しんだあと、小川の流れる湿原で、マイムーンバトル、飲月などの月遊びをします。(2002年11月の「トーカンヤのムーンライトハイク」と、おおむね同じコースを行きます。)

案内人中野 純(さるすべり)

日時2003年1月18日土曜17時20分集合、21時過ぎ頃解散予定(雨天の場合は2月15日土曜十五夜に延期。)

集合場所JR五日市線武蔵五日市駅改札前付近(16時40分立川発の青梅線に乗って拝島で五日市線に乗り換えると、17時16分に武蔵五日市に着きます。解散場所も武蔵五日市駅です。)

参加費1200円(月見団子、ナイトハイクのしおり付)、悪天割引あり(集合から解散までの間にまったく月が顔を出さなかった場合、月に代わって200円キャッシュバック。)

参加申し込みきりんかん(電話+ファクス042-597-6256、koma-kusa@ezweb.ne.jp、〒190-0181東京都西多摩郡日の出町大字大久野1157番地、営業時間11時〜18時、祝日以外の月火定休、1月1〜3日も休み)へお申し込みください。

服装たいした距離を歩くわけではないですが、山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は301mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物少々、雨具、好奇心など。必携ではないですが、コンパクトなどの小さな鏡、双眼鏡または虫眼鏡、ルーペなどを持っていくことをおすすめします。

問い合わせさるすべり(電話042-597-7040、ファクス042-597-0099、saru@sarusuberi.co.jp)または、きりんかんまで、お気軽にどうぞ。


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■トーカンヤのムーンライトハイク詳報

 月を見たらじっとしていられないちょっぴりウルフなあなた、秋の闇イベントのご案内です。三月見の中で最も忘れられた、トーカンヤ(十日夜)の名月を堪能するムーンライトハイク。名月を観ながら夜の山を歩き、一般にはあまり知られていない天竺山(標高301m)に登頂して夜景を楽しんだあと、小川や池のある湿原で、マイムーンバトル、飲月などの月遊びをします。また、希望者には最新式ホーミー入門法「くっちゃーはびはび法」を伝授いたします。

案内人中野 純(さるすべり)

日時11月14日木曜19時集合、21時半〜22時頃解散、雨天決行

集合場所JR五日市線武蔵五日市駅改札前付近(18時17分立川発武蔵五日市行きに乗ると、18時57分に着きます。)

解散場所JR五日市線武蔵増戸駅(武蔵五日市の隣の駅です。)

参加費1200円(月見まんじゅう、ナイトハイクのしおり付)、悪天割引あり(集合から解散までの間にまったく月が顔を出さなかった場合、月に代わって200円キャッシュバック。)

参加申し込み11月10日ごろまでに、さるすべりへ、電子メール(saru@sarusuberi.co.jp)、電話(042-597-7040)、ファクス(042-597-0099)、あるいは電報(〒190-0181東京都西多摩郡日の出町大字大久野1159番地)など、お好きな方法でお申し込みください。

服装たいした距離を歩くわけではないですが、山道を歩きますので、ハイキングに適した格好で。最高地点の標高は301mしかありませんが、都心に比べると結構気温が低いので、服は一枚余計に持ってきてください。靴は履き慣れたものを。くるぶしを包む靴をおすすめします。

持ち物懐中電灯(あまり明るすぎないもの)は必携です。ほかに、軽めの弁当(おにぎり、サンドイッチなど)、飲み物少々、雨具、好奇心など。必携ではないですが、コンパクトなどの小さな鏡、双眼鏡または虫眼鏡、ルーペなどを持ってくることをおすすめします。

問い合わせさるすべりまで、お気軽にどうぞ。


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■メールニュース『サルメルタン日本語版』が7年ぶりに復活

 1995年6月17日に創刊され、同年10月29日配信の第11号で休刊した電子メール情報紙『サルメルタン日本語版』が復活します。さるすべりの情報を、まれにお伝えするメールニュースになります。
 「日本語版」とあるのに「英語版」「モンゴル語版」等の存在は明らかでなく、また「情報紙」とあるのに紙を使っていないなど、さまざまな問題をはらみつつ創刊されたメールニュースでしたが、それらの問題をもれなくはらんだまま復刊します。
 そんな『サルメルタン日本語版』の受信をご希望のかたは、「サルメルタンホシイ」というタイトルのメールをこちらへ送ってください。購読料はもちろん無料です。復刊号の配信は10月ごろの予定で、「トーカンヤのムーンライトハイク」の情報をお知らせすることになるでしょう。


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■滞在型図書館「少女まんが館」が本格仮オープン

 少女まんが専門の滞在型図書館創設を夢見て、パソコン通信の会議室「少女まんが館」(略称「女ま館」)を開設したのが、今は昔の1995年12月。東京都西多摩郡日の出町に女ま館が本格的でない仮オープンをしたのが1997年3月。女ま館ホームページの開設が1997年9月。高円寺に「少女まんが館分庫」が出現したのが1999年1月……。
 ちょっと長過ぎた助走期間を経て、ようやくこの8月15日の敗戦記念日に、日の出町に女ま館が本格仮オープンしました。それにだいぶ先立ち、さるすべりは女ま館に半身半霊を傾けるため、世田谷から日の出町に引っ越し、職住漫一致となりました。女ま館の開館日は毎週木曜日など。開館時間は午後1時〜午後6時ほか。詳しくは、少女まんが館ホームページをご覧ください。
 なお、女ま館内にはそのうち、「さるの見世」ができる予定です。ひどい店になります。ご期待ください。


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■中野、青梅の街と山と工場で闇を案内

 鋸屋根の旧織物工場「SAKURA FACTORY」(JR青梅線青梅駅または東青梅駅下車徒歩8分、東京都青梅市西分町三丁目)で「中里和人展 青梅幻視画館」が絶賛開催中ですが、その関連イベントとして、8月26日月曜日の18時30分から「闇を語る夕べ][+月待ミニナイトハイク」が行われ、中野が中里氏とともに青梅の街と山と工場の闇をご案内いたします。
 前回の闇を語る夕べでは、気合いで蛍光灯を点けたり、みかんで瞬間線香花火をしたりしましたが、今回は月の出を待ちます。日没後ほどなくして工場を出発し、暮れゆく青梅の街と山を歩き、20時14分ころ出る手はずの十八夜の月(居待月)を待ちます。月を観ることでなく、待つことが主目的なので、悪天でも決行します。それから工場にもどり、闇の青梅幻視画館を満喫していただきます。ふふふ。人造ホタルも32匹ほどご用意しております。火遊びもたぶんします。また、もしかしたらさまざまな小道具を使ってマイムーンバトルなどの月遊びをするかもしれませんが、しないかもしれません。
 参加費は1000円。いつもどおり、人類でないかたの参加も歓迎しますが、18禁です。18歳未満の動物はご遠慮ください。たいした距離を歩くわけではありませんが、ハイキングができる格好でお越しください。それから、懐中電灯をご持参ください。解散時刻は未定ですが、青梅線終電よりもかなり早い時刻に解散します。お申し込み、お問い合わせは繭蔵へ。


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■中野、月刊[コンフォルト]で闇の連載を開始

 「自分の山のつくりかた」の連載を始めた時の[コンフォルト](建築資料研究社発行)は季刊誌でしたが、その後隔月刊になり、今月5日発売の8月号から月刊になりました。このままいけばいずれ秒刊ですが、月刊化に合わせて中野の新連載が始まりました。見開き2頁の空間で、中野の闇文と中里和人氏の闇写真が出会います。
 連載タイトルは「日本の闇々」。「闇々」は「山々」に引っかけていて、「闇」を可算名詞と考え、いろんな山に登るような感じであんな闇こんな闇いろんな闇を体験してみよう、というわけですから、つまり『闇を歩く』と同じスタンスですね。
 連載第1話の闇文は、月の出を待つ行事「月待」の話。闇写真は、月の見えない月夜の写真。写真は本文とほどほどに関係ありません。
 最近の中野は闇文ばかり書いていて、『ドーラク』(辰巳出版発行)の最新号(vol.4)には、地中の闇を訪ねる泥狩りの話を、『ブルータス』(マガジンハウス発行)の最新号(7月15日号)には、闇の音を聴く錯聴の話を書いています。泥狩りの話は、そもそも[コンフォルト]6月別冊『土と左官の本』(アイシオール編、建築資料研究社発行)に書いたのですが、『ドーラク』のほうには、その続編的な話(自宅泥狩り)を書いています。
 なお、中野は現在、松葉杖生活2ヶ月目、大井は腹帯生活中で、今日も2人とも不元気です。ところが腹帯はチャンピオンベルトみたいだし、中野が最近装着するようになったオーダーメイドの左下肢装具はボクシングシューズを思わせるしで、2人ともぐったりしながら装いが格闘技です。


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■中野、中里和人さんの個展で、闇を語る

 昨日4月17日水曜日から28日日曜日まで、東武伊勢崎線蒲生駅下車徒歩2分の木土水(埼玉県越谷市蒲生寿町17-31、月・火休、11時〜19時)にて、中野がたいへん尊敬中の写真家、中里和人さんの個展「中里和人展 キリコの街」が開かれています。また、中里さんの写真集『キリコの街』が、ワイズ出版から20日土曜日に刊行予定です。個展も写真集も、きっとすごくよいでしょう。
 そして20日土曜日の日没後、個展会場の木土水で「屋上幻灯会+闇を語る夕べ」と題した小イベントが行われ、中野がゲストとして夕闇の中で暗闇について無闇に語ります。語るだけでなく、すみやかに発電したり、厳しい現実から目を背けたりする予定です。
 ついでに言うと、辰巳出版のムック『ドーラク』の最新号(vol.3)には、中野の最新ミッドナイトハイク話が載っています。湯河原での無灯火ムーンライトハイクの話です。


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■さるすべりは昭和ヒトケタをさらに中途半端に応援します

 我等が大日本ウンコ研究会事務局長の桜井順さん(昭和9年生まれ)が曲を作り、野坂昭如さん(昭和5年生まれ)が歌う老謡CD『野坂昭如のザ・平成唱歌集・巻之二』が7月25日に発売されました。
 巻之一は金の歌集でしたが今度は銀の歌集。でもオラが池に落としたのはそんな綺麗な歌集じゃねえですだ。ではこれかな。ちげえますだ。ではこれか。ちげえますだ。ではこれか、それともこれとこれとこれか。まだまだですだ。……というぐあいに毎年毎年、どんどんCDが出ることを願ってやみません。
 巻之二の中で、中野が一番好きな歌は「アバヨ(ヒトケタ少年団・生前葬送歌)」。ジーヤスカウトのみんながキャンプファイヤーしながらしんみり歌い、でも火の前で勝手に謡曲を始めちゃう薪能ジーヤが一人いて、しかもそれがすばらしくいい声で……という情景が頭に浮かび、そして最後の一声にグッと来ます。たまりません。
 巻之三にはぜひ年寄り向けの登山歌を収録して、しかもそれをシングルカットして、あの西堀栄三郎超先輩の「雪山讃歌」を超える大流行歌にしてください。それと、平成唱歌はJASRACに登録せず、OIRACとかを設立してそっちに登録したほうがいいと思うのですが、と注文の多い昭和フタケタで恐縮ですが、中途半端とはいえ末永く応援していく所存であります。

ジャケ写 野坂昭如のザ・平成唱歌集・巻之二
発売元●Pヴァイン・レコード
収録曲●「アバヨ(ヒトケタ少年団・生前葬送歌)」「せ・せ・せ〜ヒトケタ春歌〜」
「黒の田植唄」他、全10曲(全曲カラオケ付)
作詞●能 吉利人
作編曲●桜井 順
税抜価格●1800円
PCD-3960


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■日本でついにホーメイコンテスト開催!

 日本トゥバホーメイ協会(巻上公一代表)が、日本ホーミー(ホーメイ)史に、新たな1ページを加えます。9月24日(祝)午後4時、お台場のライブレストラン、TRIBUTE TO THE LOVE GENERATIONで、第1回日本ホーメイコンテストが開催されます。ちびっこでも高校喉児でも超高年でもモホ協会員でも、どなたでもエントリーできます。幸せなら喉鳴らせ。詳細はこちらから。


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■大井、流しの講師として大学で小活躍

 最近は雑誌、新聞などの編集・執筆仕事がほとんどのさるすべりですが、大井は去る11月1日、母ゼミの法政大学社会学部中野収ゼミに呼ばれ、随分後輩にストリートファッション定点観測について教えました。さらに、来る11月14日、京都造形芸術大学(空間演出デザイン学科)の特別講義として、定点観測の実地指導をする予定です。中野は11月2日に、やや久しぶりにラジオ出演。NHKラジオ第一放送の「いきいきホットライン」という番組で、流行り声の話やインターネット時代の声の話をはじめ、声と社会についていろいろと語りました。
 また、さるすべりは今年2月から、大量のちびカタツムリと同居中。観葉植物の植木鉢で放し飼いができるちびカタツムリを、画期的な新ペットと断定し、飼育法(というより同居法)を研究したりしています。


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■平成12年度、さるすべりは昭和ヒトケタを中途半端に応援します!

 昭和ヒトケタは筋金入りのフザケた野郎、だから好き……というような話を今は昔、『へるめす』第45号(1993年9月8日発行)に書き、そのころすでに昭和ヒトケタ好きを自認していたさるすべりですが、大日本ウンコ研究会事務局長の桜井順さん(昭和9年生まれ)が最近やっている平成唱歌運動に触れて、ますますその意を強くしました。
 そういえば、去年から応援中の高橋真琴さん(昭和9年生まれ)も、それに、この前、足立区の小右衛門富士(昭和7年生まれ)の麓で知り合った江戸東京登山家の手島宗太郎さん(昭和9年生まれ)も昭和ヒトケタです。
 さて、ウンコの桜井さんが曲を作り、野坂昭如さん(昭和5年生まれ)が歌う『野坂昭如のザ・平成唱歌集・巻之一』というCDが3月25日に緊急発売されました。そのCDがなんともまったく素晴らしいので、あなたも買うとよいのです。タイトルからして素晴らしい(今時、日本語の名詞の前にカタカナで定冠詞を付け、その米英定冠詞に日の丸めいた赤い丸を冠してしまうなんて)ですが、歌のほうはもっと素晴らしいです。本当です。さあ買いましょう、やれ買いましょう。
 バカモノ文化の時代は終わりました。いよいよ年寄り文化の時代です。

ジャケ写 野坂昭如のザ・平成唱歌集・巻之一
発売元●Pヴァイン・レコード
収録曲●「赤瀬川夜曲(老人力の唄)」「浦安太郎」「病院唱歌」他、全10曲(全曲カラオケ付)
作詞●能 吉利人
作曲●桜井 順
歌うは●野坂昭如、昭和ヒトケタ少年団、RILLA-RILLA(藤本房子・舩木真弓)
プログラマー●石塚和義
税抜価格●1800円
詳細は●『馬洗橋の茶店』内の「野坂昭如」のコーナーをご覧ください。メチャクチャ詳細です。


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■中野と大井も執筆した『少女ロマンス 高橋真琴の世界』発売中

 やや申し遅れましたが、瞳に綺羅星、足もとにプードル、背中に人生じゃなくて花束の少女絵で有名な高橋真琴さんの作品集『少女ロマンス 高橋真琴の世界』が、PARCO出版から11月15日に発売されました。
 中野は「天球の瞳がもたらしたもの」と題する解説じみたものを書き(118〜123頁)、大井は高橋真琴さんのインタビュー(33〜47頁)を担当しました。A5判128頁、カラー頁たくさん、カバー綺麗で、本体1600円です。
 ついでに言うと、調布パルコの特設会場で11月28日まで『少女・ロマンス 高橋真琴の世界展』を開催してます。詳細は少女まんが館ホームページで。展覧会のほうには中野も大井もさるすべりも女ま館も直接関係してませんが、最終日に見に行く予定です。あと、吉良上野介の茶会は12月5日の予定でしたが、すいません、14日に延期されました。


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■sarusuberi.co.jpに電子引越し

 ベッコアメ内(http://www.bekkoame.ne.jp/ha/sar000/)にあったこの『さるすべり家頁』は、http://www.sarusuberi.co.jp/に移転しました。この新URLに永住するつもりです。決意のほどがうかがえますね。そうでもないですか。
 ベッコアメのほうは当面、ミラーサイト(影頁)としますが、電子しおりを挟んでくださっているかたは、お手数ですがしおりの変更をしてくださいますよう、よろしくお願いします。
 なお、メールアドレスは、sar000@ha.bekkoame.ne.jp(代)からsaru@sarusuberi.co.jp(代)に変わりました。
 近くにおいでの節は、ぜひお立ち寄りください。


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■来年、にわか富士講再結成の可能性

 5年以上前に計画された富士山お鉢円陣ホーミー(富士ホーミー)が、予定通り1999年7の月に行われました。富士ホーミーとは、お鉢(富士山の火口)を3776人でぐるりと囲んで一斉にホーミーするという壮大なもの。今回は参加者がわずかに足りなかったため(3770名ほど足りなかった)、残念ながら完全な円を描くことはできませんでしたが、ノストラダムスも草葉の陰でずいぶん喜んでいたかもしれないのでよしとします。
 ホーミーはさておき、当日結成されたにわか富士講(下山後「猿藤講」と命名)は、下山直後に完全消滅する予定でしたが、特にマルタ君方面で再登山の気運が高まったため、再結成されるかもしれません。というわけで、来夏にもまた富士登山する可能性があります。しない可能性もありますが、するとしたら来夏は富士宮口から登り、須走口に下りるでしょう。
 富士登山の報告は「中野純日記」と『コンフォルト』12月号(11月5日発売予定)に書きましたので、よろしかったら「中野純日記」をタダで読んだり『コンフォルト』を買って読んだりしてください。


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■夜行富士見登山会+山頂ホーミー練習会詳報

集合日時・場所平成11年5月4日火曜23時20分過ぎに、JR中央本線笹子駅改札付近に集合。高尾22時25分発の中央線普通列車小淵沢行に乗ると、この時間に笹子に着きます。笹子には普通列車しか停車せず、この高尾22時25分発の列車を逃すと、それ以降の下り普通列車はすべて笹子より2駅手前の大月止まりです。ご注意ください。上り列車の場合は、甲府22時27分発の普通列車大月行に乗れば、23時04分頃に笹子に着きます。(晴天歓迎、曇天決行。雨天の場合は延期または中止。)

コース笹子駅から清八峠、大幡山(標高1531m)、茶臼山(標高1513m)等を経て三ツ峠山頂へ(山頂からの眺めはよいです。富士山丸見え)。山上のどこか(またはそこかしこ)でホーミー練習会を行います。三ツ峠山頂からは、八十八大師などを愛でつつ表口登山道を下って富士急三つ峠駅に行くコースか、裏口登山道を下り富士急バスで河口湖駅に行くコース、共同幻聴体験を期待して母の白滝に下るコースのいずれかを、当日選びます。が、それ以前に清八峠辺りで気が変わってコースを変更することもあり得ます。その場合、三ツ峠山には登らず、例えば本社ヶ丸(標高1630.8m)に登ることになりますが、なんにせよ、富士山はよー見えます。それよりもっと以前に気が変わって全然違う山に登る可能性も少しあります。

参加資格今回は(今回も)、山頂ホミ練よりも夜行登山のほうに重点が置かれていますので、原則としてホーミー初心者指導は行いません。が、夜行登山会のみの参加も歓迎しますので、ホーミーができないかたでもまるで問題ありません。ただし、今回のコースは、今までの山頂ホミ練と比べると長くてハードですので、普段ほとんど歩いていないかたや、ハイキング経験がほとんどないかたは参加できません。健脚である必要はありませんが、準健脚程度である必要はあります。というわけで、準健脚または健脚を自認するかたならば老若男女どなたでも参加できますし、いつもどおり非人類のかたも参加できます。

定員ないです。でもたぶん、今回の参加者はとても少ないでしょう。

参加申込5月3日までに、さるすべりまたはクラブ・ルナティカへ、電子メール、電話、ファクス、葉書、電報、伝書動物等、お好みの方法でご連絡ください。ただし矢文はご遠慮ください。

参加費無料です。

服装登っている間は大丈夫ですが、山頂に着いてからは寒いので、何か上に着るものをリュックに忍ばせて行くことをすげえおすすめします。靴は、履き慣れたものであればスニーカーでも構いませんが、くるぶしが隠れる靴がよいでしょう。

持ち物深夜の登山ですので、懐中電灯は必携です。人類の皆さんは絶対に忘れないようにしてください。弁当は1.5〜2食分ほど必要。他に水筒、おやつ、バンソウコウ、好奇心等。

三ツ峠山プロフィール●身長1786m。河口湖の北東にそびえる霊山。日本200名山のひとつ。最高峰の開運山と木無山(または毛無山、標高1732m)、御巣鷹山(標高1775m)の三峰からなる。山頂直下の屏風岩は、昭和初期から岩登りのゲレンデとして知られている(が、もちろん、山頂へ行くのにロッククライミングをする必要はない)。また、かつて三ツ峠山は「世界一登る人が多い山」と言われたらしく、中野の登山好きではない父もこの山に登った。山名にある「峠」は、山を越える時に通るいわゆる峠(低くて越えるのが楽な地点)でなく、尖峰を意味する「ドッケ」「トッケ」と同じだと思われる。三つのドッケ(トウゲ)のある山だから三ツ峠山。三つの峰がある三峰山と同じような命名の手口。三ツ峠山に登るコースはいくつかあるが、河口湖駅からバスで三ツ峠登山口まで行き、裏口登山道を歩くのが一番ラクチン。笹子駅から登るのは一般的でない。山頂は富士見の場所として申し分なく、裾野まで丸見え。また、南アルプス、八ヶ岳、奥多摩、奥秩父、丹沢、道志、御坂の山々などが見えるし、木無山からは河口湖が丸見え。いやん。


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■[リラックス]と「明和電機月報」の連載終了

 中野が[リラックス]に連載していたコラム「我田引水」(もとは「我が田に水を引け!」という連載タイトルだった)は、現在発売中の8月号で最終回。「明和電機月報」に連載していたコラム「明和製品のある暮らし2J」も、7月15日に発行された最新号で最終回。この2つと[コンフォルト]の他に、現在発売中の雑誌では、「広告」7・8月号と「旅」8月号に書いてます。
 「我田引水」最終回では名まえの話(さとう珠緒を礼賛)、「明和製品のある暮らし2J」ではもちろん明和電機の話(明和電機を礼賛)、「広告」では声の話(さとう珠緒を礼賛)、「旅」では夜行登山の話(コナキジジイを少しだけ礼賛)を書きました。

 あと、中野の近況としては、異種ホミ、ホーミー関連でFMラジオ、AMラジオやテレビの番組に出演したり、『ヒトの鳴き声』の著者インタビューや書評が新聞、雑誌にちょこちょこ掲載されたりで、まあいろんなメディアに登場してはおりますものの、はっきり言って、相変わらず儲かりまへん。儲かりまへんのに、もうじきiMacが発売されてしまうし、メガピクセルデジカメが喉から手が出るほど欲しいし、液晶ディスプレイが鼻から両手が出るほど欲しいし、その他諸々、マック関係の物欲は相変わらずでして、儲からないのも物欲も相変わらずということは、つまり経済が安定しているということでしょうか。そうかもしれません。

 大井は今、インテリア雑誌[コンフォルト]の仕事の量を減らして、「本業」のストリートファッション考現業に励んでいます。しかし家も服も、どちらも「身を包むモノ」です。「家」と「服」の間に「車」を置いてみればわかりやすいでしょう。車は小さな家であるとともに、大きな服でもあります。

 というわけで大井が書いて450万部売れる予定の『絶対湿感』は、「家」と「服」の問題に鋭く斬り込む好著です(この文はウソ0.8K)


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■夜行登山会+山頂ホーミー練習会詳報

集合日時・場所平成10年8月23日日曜午前0時半過ぎに、JR青梅線奥多摩駅改札付近に集合。立川駅22日土曜23時30分(たぶん)発の青梅線奥多摩行最終列車に乗ると、この時間に奥多摩駅に着きます。終電ですので、これを逃すと電車では行けなくなります。ご注意下さい(晴天歓迎、曇天決行。雨天の場合は9月以降に延期)

コース奥多摩駅から徒歩で鋸尾根または鋸山林道を登って鋸山山頂へ。その後、鞘口山山頂を経て御前山山頂へ(山頂は広いですが、山頂からの眺めはよくない模様)。御前山からは、湯久保尾根を下って北秋川街道に出るコースか、御前山北面を下り境橋に出て奥多摩駅に戻るコースのいずれかを、当日選びます。湯久保尾根コースを選んだ場合、下山後、バスで少女まんが館に行くかも(もちろん、希望者のみ)。御前山北面を下るコースの途中には、落差約20mの栃寄大滝があります。

参加資格どなたでも参加できます。今回はホーミー初心者指導を行いませんが、夜行登山会のみの参加も歓迎しますので、ホーミーができないかたでも何も問題はありませんし、人間でなくても一向に構いません。また、そんなに速いペースでは登りませんから、ハイキングや登山に慣れてないかたでもあまり心配は要りません。が、普段ほとんど歩いていないかたは、脚に油を注しておいた方がよいでしょう。

定員ないです。でも、そんなに大人数になることはないでしょう。

参加申込8月22日夜までに、さるすべりまたはクラブ・ルナティカへ、電子メール、電話、ファクス、葉書、電報、夜泣き等、なんらかの方法でご連絡下さい。

参加費無料です。

服装登っている間は大丈夫ですが、山頂に着いてからは肌寒いので、何か上に着るものを1枚持っていくことをすげえおすすめします。靴は、履き慣れたものであればスニーカーとかで充分。

持ち物深夜の登山ですので、懐中電灯は必携です。弁当は1.5食分ほど必要。他に水筒、おやつ、バンソウコウ、好奇心等。楽器歓迎。


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■8月に近江商法会俗称決定記念山頂ホーミー練習会

 秘密結社近江商法会(通称「近江商法会」)は12日、俗称を「モダンホーミー協会」、略俗称を「モホ協」とすることに決定。これにより、正式名称、通称、俗称、略俗称の四者が出揃った。モホ協はこれを太陽に報告するため、8月23日日曜早朝に奥多摩で山頂ホーミー練習会(第2133回ホーミー練習会)を行う予定。

 今回の山頂ホーミー練習会は、夜行登山会を兼ねて行われる……というよりも、実を言うと夜行登山の方が主目的。そのため、夜行登山のみの参加も歓迎する。今回は、ホーミー初心者指導は行われない見通し。

 参加希望者は予めモホ協に連絡した上で、深夜0時半過ぎにJR青梅線奥多摩駅に集合。駅前から徒歩で鋸山(標高1109m)に登頂し、その後、鞘口山(1142m)を経て、奥多摩三山のひとつ、御前山(1405m)へ。ご来光に合わせて山上のどこかでホーミー練習会を行うことになる。雨天の場合は9月以降に延期される。

 詳細は、追ってさるすべり家頁上でお知らせする。


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■中野、インテリア雑誌[コンフォルト]で連載開始

 中野は、季刊インテリア・マガジン[コンフォルト](建築資料研究社発行。編集長は多田君枝さん。値段は内緒)で「自分の山のつくりかた」という、見開き2頁の連載を始めました。7月5日に発売されたNo.33(1998年夏号)からです。人造山文化をテーマにした連載で、アイコンは「丸に遠山」(これをさるすべり家の家紋にしようかと思ってます)

 大井は去年秋からこの雑誌の編集に携わっています。今回の夏号では巻末付録「床下大研究」を担当し、松沢呉一さんに少女まんが館の床下に潜ってもらったり、ムカデ、シロアリ、ダンゴムシ等の絵をイラストレーターさんに発注したりしました。
 また、「湿度とうまくつきあうために」も担当し、湿度についてちょっと詳しくなったため、中野から「『絶対湿感』という本を書いて一発当てろ」と命令されましたが、そんな本を出しても一発当たらないと思います。

 [コンフォルト]は、全国各地のデカイ本屋さんに置いてあります。
 例えば渋谷なら、紀伊國屋書店渋谷店、大盛堂書店、三省堂書店渋谷店、旭屋書店渋谷店、パルコ・ブックセンター渋谷店で、会津若松なら宝文館で、バックナンバーも含めて入手可能です。
 甲府にお住まいですか? 朗月堂へどうぞ。釧路にお住まいですか? 蔦屋書店運動公園通り店へどうぞ。藤沢にお住まいですか? 有隣堂藤沢店へどうぞ。沖縄にお住まいですか? 那覇の球陽堂書房へどうぞ。国立にお住まいですか? 東西書店へどうぞ。秋田にお住まいですか? いいところですね。
 次号は10月5日発売です。


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